オリンピック開会式のArctic Monkeys(アークティック・モンキーズ)

ロンドン・オリンピックが始まりました。スポーツ観戦にほとんど興味のない私にとって、正直、試合の結果はどうでもかまわない事柄の一つです。

友人「って言ってるけどさ、日本と他国が試合をしてたら、お前も日本を応援してしまうんじゃねーの?」

私「え?内戦で疲弊している国とか、GDPの低そうな国とかだったら、日本よりそっちを応援するけどなぁ。日本が勝つより、相手が勝つ方が国民の喜びが大きそうやんか。」

友人「この非国民め!(笑)」

そんな「非国民」ではありますが、スポーツ選手の「背景」を知ることは結構面白いですよね。前もそんな記事を書いたような覚えがあります。

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今回ちょっと気になったのは開会式です。大変な長丁場で、エリザベス女王もウトウトなさってましたが(笑)、イギリス音楽がふんだんに使われていたとの話。エルガーやヘンデルといったクラシック系から、ストーンズ、ビートルズ、キンクス、レッドツェッペリンといったクラシックロック勢、クラッシュ、ピストルズのパンク勢、最近のロックバンドだと、レディオヘッド、コールドプレイ、オアシス、ミューズなんかも。こうして考えると、イギリスは大きな音楽財産を有する国だと思います。

大団円は、ポール・マッカートニーの「ヘイ・ジュード」だったそうですが、私が面白いと思ったのは、Arctic Monkeys (アークティック・モンキーズ) の「Come Together (カム・トゥゲザー)」。フロントマンのアレックス・ターナーは、ジョン・レノンを彷彿させるヘアスタイルと服装で歌っていたんですが、これはポールとのコントラストを際だたせるためなんでしょう。選曲自体が、思いっきりレノンびいきですよね。私自身、ポール派ではなくレノン派なので、共感を覚えます。

今、YouTubeで動画を探してみても、削除されたのかよいものがありません。昨日までは見られたんですが……。代わりに少し前のライブ動画を。彼らの疾走感が大好きなんですよね。バイクのスロットルを開けていく感覚とでも言いますか。女の子を褒めているのか貶しているのかよく分からない歌詞もなんだかいい。彼らが人気者なのがよくお分かりいただけるライブだと思います。

Arctic Monkeys – I Bet You Look Good on the Dancefloor – Live at T in the Park 2006 [HD]

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