生誕200周年 ショパン&緒方洪庵

去年の年始、下記のような記事を書いたんですが、間抜けなことに1年勘違いしておりました。今年こそ本当に、ショパンと緒方洪庵先生の生誕200周年。このお二方については、個人的に大きな思い入れがあります。ということで、再掲御免。


ショパン / 緒方洪庵

今年生誕200周年を迎える有名人物の中で、私が特に興味を持っている二人です。

1810年、ショパンはポーランドに、緒方洪庵は備中(今の岡山県)に生を享けました。

片やピアノの詩人にしてパリ社交界の貴公子、片や西洋医学の先駆者にして適塾塾長。適塾を見学したときに、初めて両者の生年が同じであることに気づいたんですが、全然別の時代の人のように思い込んでいた(というか関連を考えたことがなかった)ので、少なからず驚きました。

ショパンは色々なイベントやCDの発売がありそうで今から楽しみですが、洪庵先生(敬意と親しみを込めてこう呼びたい)の方も何か記念式典みたいのものがあるんでしょうか。

適塾と洪庵先生については、いずれまたこのブログに書いてみたいと思います。どう控えめに見ても、適塾は、この国に現れ出た塾の中で最高の塾であることに間違いはないでしょう。有名大学に何人入れた、とかそんなレベルの低い話ではなく、ある意味、東大京大阪大の源流になっているわけですから(塾生だった福沢諭吉のことを考えれば慶應義塾も入れてよいかも)。松下村塾もすごいかもしれませんが、学問的な見地からすると適塾の比ではないでしょう。

適塾を「目標」とするなんて、おこがましすぎて口が裂けても言えませんが、せめて万分の一、億分の一でも近づければ、という気持ちで当塾を運営しております。