新型インフルエンザ雑感 #1

夏に至っても、まだインフルエンザは流行しているようですね。現在は新型・旧型の区別をあまりしないとのことですが、気を緩めず注意していきたいと思います。

さてさて、今年の5月、大阪市や神戸市は新型インフルエンザ騒動で大変な影響を受けたわけですが、塾運営者としてこの騒動を振り返ってみたいと思います。

当塾は、このブログでもご案内していたとおり、各種学校の休校措置にあわせて授業を休止する、という方針をとりました(現在は当塾公式サイトに下記の通りガイドラインを示しています)。

新型インフルエンザ等の感染症の流行により、大阪市内各種学校が全面休校措置をとった場合は、「塾生の生命・身体の安全を最優先する」ならびに「感染拡大を防ぐ」という観点から、当塾も原則として、教室における対面授業を休止させて頂きます。

当塾サイト「新型インフルエンザ等への対応」より
http://miyatajuku.com/9/9.html
http://kokugoschool.com/10/10.html

で、他塾はどうしているんだろうと、ネットで情報を収集してみると、意外や意外、感染者が発生した地域でも平気で開講している塾が結構あったのでした。

私からすると、そういう所は、「塾生の生命・身体の安全」という点をかなり軽視しているように思えてなりません。その点を百歩譲ったとしても、「感染拡大を防ぐ」という公衆衛生的観念、もっといえば道徳的・公益的な観念が低いところだなぁ、と。

正直に言うと、授業をストップすれば、補講・代替措置の必要があるわけで、塾運営サイドが無理やりにでも授業をこなしておきたい気持ちになるのは、分からないわけではありません。夏期は夏期で講習会を組まねばならず補講の余裕がない、人件費が増大する、そういった事情から授業を強行する塾があったのでしょうが、冷静に考えてみると、やっぱりおかしい気がします。仮にも塾生の健康・安全にかかわる事態ですしね。

開講していたところは、「生徒を綿密に観察することにより感染を防止してゆきたいと思います」などとしていて、モニタの前でずっこけました。インフルエンザには潜伏期間があり、この期間中は発症していなくとも菌をまき散らしてしまうんですが……。それとも、この塾には「もやしもん」みたいな先生がいらっしゃるんでしょうか?(「もやしもん」という農大をテーマにしたコミックがあります。主人公は菌やウイルスを視認し、会話する事ができるという特殊能力者です。)

塾の業界団体の方もチェックしてみましたが、「一週間から10日間程度の休講なら補講や代替措置は不要でしょう」などとしていて、こちらにもガックリ。仮にも授業料を頂いていて、それはないんじゃないの?こうした業界団体が、ユーザー(生徒さん)側ではなく、加入者(塾運営者)側に顔を向けている団体だというのがよくわかります。そんなこともあって当塾、こういう団体に加入する気持ちが皆無なわけですが……。

新型インフルエンザ雑感 #2に続きます。