語呂合わせで暗記する。ちょっと子供じみているように思われるかもしれませんが、侮れない方法です。覚えられるなら何でも使うべし。
歴史の年代などは著名な語呂合わせが多いので、それを利用すればよいのですが、それ以外はなかなか良いフレーズがありません。そんなわけで、塾でも色々な語呂合わせをひねり出しています。(ちょっと恥ずかしすぎて、ここでは書けませんが…。)
語呂合わせを考え出す際、覚えるべき素材をああでもないこうでもないとひねくり回すので、結局は語呂合わせを作った本人が一番覚えているということになります。語呂合わせが出来れば、その時点でほとんど覚えきっている、と言ってもいいでしょう。
語呂合わせは「教わる」だけではなく「自分でひねり出す」気持ちでいて欲しいものです。
<追記>
数ある語呂合わせの中には、舌を巻くほど上手く出来たものがあります。「710年平城京遷都」を「何と見事な平城京」と覚えるのはご存知の方も多いと思いますが、「何と」には「710」だけではなく「南都(=奈良の雅称)」の意味も込められています。お見事!