「大麻」の意味

asahi.com:大麻は伊勢神宮のお札…宮司ら「取締法の名前変えて」

(上記記事から引用)
広がり続ける大麻汚染に、全国の神職らが心を痛めている。若者らの健康被害はもちろん、「大麻は麻薬」というイメージが定着してしまったからだ。神社界にとっての大麻は、神棚にまつる伊勢神宮のお札で、麻薬とは無縁の神聖なもの。伊勢神宮の式年遷宮を4年後に控え、宮司らが「大麻取締法の名前を変えてほしい」と声を上げ始めた。

この記事を読んで初めて知ったんですが、「大麻」って「伊勢神宮および諸社から授与するお札」のことも意味するんですね。

上記の語義は広辞苑からの引用ですが、調べてみると、ほとんどの国語辞典が「麻薬であるマリファナ」だけではなく、この語義もあげています。

伊勢神宮に全く縁のない私のような人間は(というか、ほとんどの人は)、「大麻」=「違法な麻薬」という風に解釈してしまうわけで、これは神社関係の方々からすると困った話でしょう。

「大麻をもらってきたよ」
「大麻なら家に置いてあるよ」
「大麻があると幸せになれるよ」
などと言うと事情聴取されてしまいそうな(笑)。

さすがに法律名の変更は難しいだろうと思いますので、ここは「アクセントの違いで区別する」というのはどうでしょう。赤字にアクセントを置いてみるという方向で。

違法な麻薬「いま」
伊勢神宮の御札「たい

やっぱりダメですかね……。