北野天満宮にて合格祈願

例年、受験シーズンには、菅原道真公にお願いに上がる当塾。菅公にお願い奉るは、もちろん「全塾生の学力向上、志望校合格」であります。

今年はコロナ禍とあって、京都白梅町の北野天満宮にすべきか、大阪天満宮にすべきか迷ったんですが、人出が少ないと思しき11月の平日午前、副代表と一緒に京都北野天満宮に参詣してきました。

仕事柄、コロナに罹っては大いに迷惑を掛けてしまうため、今年はほとんど公共交通機関は使っていません。多分この一年で5回ぐらいでしょうか、電車に乗ったのは。今回も自動車を利用しての参詣です。

やっぱり今年は参拝者が少ないですね。私どもも衛生マナーを厳重に守っての参詣です。ソーシャルディスタンス厳守、マスクは外さない、大きな声は出さない、手指消毒励行。

七五三の時期とあって、晴れ着の子供たちをちらほら見かけました(この写真の右の方にもいます)。子供の頃はなんでこんな面倒臭いことをしなくてはならないのかと思いましたが、子を持つ親になると、節目節目に晴れ着を着せてみたくなる気持ちが分かるようになりました。

境内の神域はいつもより静かな感じがしますが、それは参詣者の少なさ・マナーの良さだけではなく、鈴緒(賽銭箱の前にあるガランガランって鳴らすやつです)が撤去されていることも大きな原因であることに気付くまで、しばらく時間がかかりました。

そりゃそうですよね、「不特定多数が握る」なんてものは、この御時世では許されないでしょう。静かな神域の方が風情があっていいのかも。少なくとも、菅公は物静かな方が好みな気がしますよね。

例のごとく古語でお願い奉りまする。「百拝稽首畏み畏み謹んで白す云々」って感じですね。道真公に「ああ、また大阪のこいつかいな、塾屋さんだったっけ?」と覚えていただいていれば有り難いんですが(笑)。

絵馬を奉納し、御札もいただいてきました。

しかしすごい数の絵馬です。受験生本人や家族・恋人の色々な願いを見るのもなかなか楽しいんですよね。「あ、この志望校だったら、ウチは得意なんだけどな〜」とか(笑)。

今のところ、我が家の神棚に鎮座いただいております。

コロナ禍ということで、受験生本人はもちろん、御家族の方々もなかなかご参拝にはなりにくいかと存じます。当塾受験生については、私どもの方で心を込めて代参いたしておりますので、ご安心いただければと存じます。当塾なりのフォロー(?)でございます。霊験あらたかなる菅公の御札、モニタに向かって拝んでいただいても効果はあるかも?

もちろん、参詣だけで受かるほど入試は甘くありません。受験生のみなさん、今年はとりわけ体調維持に気を付けて頑張って下さいね。心から応援いたしております。