携帯電話と勉強 Part3

Part2の続きです。

Benesse教育研究開発センターによるデータがあります。
http://benesse.jp/berd/data/dataclip/clip0001/index.html

再び引用です。
「「友だちに送るメール」は、小学生の場合「ほとんど使わない」が52.1%と過半数を占めるものの、中学生では「21回以上」使う割合が全体の37%にのぼる。1日2回以下は16.4%と少数派だ。」

他のデータによると、1日に50回以上メールを送信するケースも珍しくないようで、携帯電話に費やす莫大な時間・労力を考えると頭がクラクラしてきます。

「即座にメールに返答しないと仲間はずれにされないか不安」「クラブの先輩からのメールには5分以内に返事を出さないと失礼にあたる」「(マナーモードにしていても)5分に一度はメールを確認する」などという話もネットや現実で聞きますが、こうなってくると勉強などというものは、はるか彼方に追いやられます。

携帯電話を上手く利用するのは全然構わないのですが、振り回されることだけは避けて欲しいところです。

振り回されている場合、一番良いのは携帯を捨てるということです。それが無理なら、せめて勉強中は電源を切り、一切の連絡を遮断するぐらいの気持ちでいて欲しいと思います。