わいせつ事件を見て思うこと&当塾のルール

教師によるわいせつ事件を、毎日のように見聞きします。ニュース番組内に、「今週のわいせつ教師」というコーナーが出来るんじゃないかと思うぐらいです。

先日も、福岡県の英会話学校の経営者(米国籍・69歳)が教え子の女児数十人にわいせつな行為をはたらき、撮影をしていた疑いで逮捕・起訴されたというニュースがありました。

被害者数十人……。しかもご丁寧にビデオ撮影したテープが600本……。被害者には口止め工作……。もう言葉がありません。被害を受けた女子の心の傷が癒えるのを祈るのみです。

こういう事件があると、塾を運営している私としては、すごく嫌な気分になるんですよね。一般の方々の、塾に対する信頼感が低下しそうですから。

当塾は、代表(私)と副代表(妻)で運営しているんですが、ウェブや広告には、必ず二人の氏名を連名で挙げるようにしています。これは、我々からすると、「夫婦で教務&運営にあたっているため、安心してお子様をお預けいただけます」というメッセージのつもりなんですね。実際、有り難いことに、保護者様から、「安心して預けています」というお声を頂戴することも多く、間違ってはいないかなと思います。
(ちなみに、宮田国語塾の方は、教務を行う私のプロフィールしか載せていませんが、副代表が事務作業をしています。)

私たちにも子供がいますので、「安心して預けられる」というのは非常に大きなポイントだと考えています。やっぱり、おっさん一人で運営している塾ってどことなく不安感がありますからね。男の子でも決して安心はできません。

それに関連しますが、当塾では、「(緊急時を除き)生徒に身体接触を伴うコンタクトは取らない」ということを運営上のルールにしています。少し杓子定規かもしれませんが、時代が時代ですので……。

実際によくあるケースはこんな感じです。

低学年の女子生徒
「せんせ~、服のチャックがひっかかったから外して~。」

私「ちょっと待ってな。女の先生呼んでくるから。」

女子生徒「???」

低学年の子供だと、平気で頼んでくるんですよね。まだ幼いので、セクハラ云々ということは説明しませんが、私の方から身体的なコンタクトを取ることはせず、副代表に対処してもらうことにしています。

本来なら、よく出来たときなんかは、「偉いな!」と言って頭の一つでも撫でてあげた方がいいのかもしれませんが(昔は学校でもよくされましたよね)、あえてそれはしていません。保護者様や生徒たちにも色々な捉え方があるでしょうから。

その分、自分の子は撫で回して遊んでおります(笑)。