将来の夢

先日、息子にいきなり言われました。

息子「パパ、大きくなったら『よしもと』に入って。」

私「え?パパが?」

息子「うん、パパが大きくなったら『よしもと』に入ってほしいねん。」

私「いやいや、二重の意味で間違ってるぞ。そもそもパパはもう大きい大人やし、吉本に入る笑いの才能なんてどこにもないわ!」

息子「そしたらぼくが入るから、すわってみてほしい。」
(出演するから観客席から見て欲しいという意味らしい。)

私「あのな、お笑い芸人になるのは難しいねんで。そこらへんの面白いにーちゃんぐらいでは到底無理や。面白いと言われる人達が1000人ぐらい集まってその中でもダントツに面白いぐらいでないと、吉本には入られへんねんで。よっぽど頑張らないとあかんで。」

息子(わかったような顔で)「ふ~ん。」

思いつきなんでしょうが、親としては、息子がお笑いの道に入ってくれたら結構嬉しいかも。でも本当に厳しい道ですよね。

それから数日後、息子が幼稚園から七夕飾りの付いた笹をいただいてきました。

何やら先生が皆の願いを一人一人聞いて下さって、短冊に書いて下さったとのこと。息子の短冊を見ると、キレイな文字でこう書いてありました。

 「こんびにのひとになりたい」

全然変わっとるやないか~!というか、レジをピッピしてみたいだけとちゃうんか~!

まぁ、子供の将来の夢というのは他愛のないもの。親としては、ちゃんと自分で食べていける人になってくれれば、と思います。