職業体験

最近の中学生は、学校から職業体験に出かけることになっているようです。中学生からすると、面白く貴重な体験かもしれませんが、受け入れる方はなかなか大変でしょうね。

仕事を知らない中学生に色々体験させてあげながら、自分の仕事もこなさないといけない。何かヘマをしたら尻ぬぐいもしてあげないといけない。正直、多大なるボランティア精神がないと受け入れられないのでは、と思ってしまいます。

不勉強で、このあたりのシステムがどうなっているのかはよく知りませんが、受け入れる企業・お店の方々は立派な方々だなぁ、と素直に尊敬してしまいます。

当塾の中学生曰く、
「宮田塾は職業体験を受けつけてないんですか?ここに職業体験に来たいんですけど…。」

いや、来てもらっても、何もしてもらうことがありません(笑)。

そもそも、塾の授業は学校が終わってからの時間帯ですし、当然、中高生の授業を受け持たせるわけにもゆきません。小学生の授業も担当させるのは不安、というか無理です。むしろ、小学低学年の方が授業進行が難しかったりしますし。

塾って意外に雑務が多いんですが(というか、授業準備やら雑用をこなしている時間の方が授業時間自体より長いかも)、生徒のプライバシーがあるので、成績処理などをしてもらうわけにもゆきません。

任せられそうと言ったら、ホームセンターへの買い出しとか、私の息子の遊び相手をしてもらうとか、そんな感じになってしまいます。全然、職業体験になってない(笑)。

副代表曰く、
「気持ちはありがたいけど、来てもらってもやってもらうことがないね。英語か数学のプリントで復習してもらおうか…。」

それ、普通の授業と一緒ですから!