元日は副代表の実家でご馳走をいただいた以外は、ずっと雑務。本当は読書三昧の予定だったんですが、結局時間のある時にやっておこうと思っていた雑務をこなしてしまった……。もう2021年もバタバタ忙しい一年になること確定ですね(笑)。
で、今日は1月2日。YouTubeを覗いてみると、U2オフィシャル・チャンネルに “New Year’s Day” のMVが上がっているじゃないですか。今までもこのビデオはYouTubeにありましたが、ファンの投稿動画で画質がイマイチだったんですよね、確か。
今回は公式のアップロードとあって、画像は鮮明。この記事を書いている時点で、アップロードから一時間程度経過していますが、既に1万回程度再生されています。
U2 – New Year’s Day (Official Music Video)
説明を読むと、そうそう、1983年の曲ですね。私が中学2年生の時にリリースされた曲で、リアルタイムで聴きまくっていました。
Directed by Meiert Avis, the video for New Year’s Day – the first single to be released from the third U2 studio album War – was filmed in Sweden in December 1982 and released in January 1983.
それにしてもボノもエッジも若い!今のU2ももちろん嫌いではありません。素晴らしいバンドです。でも、若さや勢いに満ちあふれたこの頃のU2が一番好きですね。喩えていうなら、直列4気筒の重量級バイクではなく、単気筒の軽量級バイクですっ飛ばしている感じ、って分かりにくい比喩ですかね。
ひんやりした空気というより、凍えるような冷気。強い意志を持った青年達が雪原を馬で駆けてゆく……。低予算のMVですが、この頃のU2の凛とした佇まいを的確に表現しています。
いまだによく聴く曲なので、「懐かしい」という感じはほとんどしません。むしろ何時聴いても、シャキッとした「新鮮さ」を感じます。
All is quiet on New Year’s Day
A world in white gets underway
I want to be with you be with you night and day
Nothing changes on New Year’s Day
On New Year’s DayI will be with you again
I will be with you again
この冒頭の部分こそラブソング的ですが、実はこの曲、ポーランドの民主化運動や「連帯」(レフ・ワレサ議長の頃ですね)をテーマにしている、ポリティカルな一面を持った曲でもあります。
エッジのギター・ソロはまさに「強烈な寒気」を感じさせる秀逸な演奏。猛烈な寒波にさらされている2021年初頭にぴったりです。
白い息を吐く馬に乗るシーンも若々しくて恰好いい。最近知ったんですが、メンバーは乗馬ができなかったので、実際に騎乗しているのは地元の十代の女の子たちであるとの由。あんまり知りたくなかった事実ですね……(笑)。
乗馬は海外の牧場で一度体験したことがありますが、めちゃくちゃ楽しいんですよね。これ生きてるバイクやんか、みたいな。いつか真剣に取り組んでみたいと思っているんです、乗馬。このMVのように雪原をトロットしながら、「鞭声粛々、雪原ヲ渉ル」なんて口ずさめたらカッコいいよな〜と思うお正月でございます。