そろそろ他府県に出かけてもいいかなという感じになってきましたね。ということで、ちょっと奈良県に出かけてきました。
ここ最近、「自粛警察」か何か知りませんが、他府県ナンバーの自動車やバイクに傷を付ける陰険な人達がいましたよね。図らずも日本社会の持つ陰湿な部分が明らかにされたようで、嫌な気にさせられました。
某県の首長も結構な事をのたまっていましたよね。「○○県には来るな、他府県ナンバー車の乗員は、高速道路のサービスエリアで検温してやるぞ、来たことを後悔させてやるぞ」って一体何様なん(笑)。
普段から鎖国(鎖県?)しているなら、一貫性があっていいと思うんですが、普段は「みなさん、ぜひ観光に来てくださいよ〜、宿泊してお金を落としてくださいよ〜」なんて言ってるからイラッと来るんですよね。何なん、その掌返し。
もちろん、県民の健康を守る気持ちからの発言でもあるんでしょうが、感染者数を増やさない姿勢で自らの行政能力の優秀性を誇示しようとしているだけとも言えるわけで、個人的には共感できません。「しばらくの間はご来県、ご遠慮賜りますようお願い申し上げます」でいいじゃん。
よって、○○県については、今後一年のあいだ観光・宿泊は一切しない、サービスエリアで小水だけしていくの刑に処す。と個人的判決を下しております。大人げないけど(笑)。
さてさて、奈良県の話。皆さんもご存知の通り、大阪府民にとって奈良県は隣県。阪奈道路を通れば、または第二阪奈道路を通ればあっという間に奈良県です。
当塾の所在する大阪市天王寺区から奈良市役所までは、高速道路を使えば30分程度。一般道でも一時間弱です。ただ、普通の大阪人が何か奈良県に用事があるかといえば、失礼ながらあんまりないんですよね。私のようにバイクに乗るのが好きだというような人間には大有りですが(奈良県はいい道路が多いのです)。
阪奈道路を駆け上がりながら、久々の奈良県、どこに向かおうかなと考えていて、ふと思いだしました。そうだ!蔦屋行こう。外出自粛期間前、奈良市役所の近くで、開店前の大型蔦屋書店を見ていたんですよね。もうオープンしているはずだし、そもそも市販の教材で見ておきたいものもあったのでした。仕事仕事!
で、奈良蔦屋書店に到着。モダンな感じのいい書店です。専門書こそジュンク堂などの先行大型書店に及びませんが、「書に親しむライフスタイルを提唱する」という観点からはよく出来ていると思います。おしゃれな雑貨屋さんがシームレスに入っていたり、スターバックスも利用できたりします(購入前の書籍を持込むことが可能−善し悪しですが)。
一通り店内を散策したあとは、仕事モード。生徒さんの保護者様から依頼を受けていた小学生用の語彙集の選定です。昨今、国語の語彙集の必要性がだんだん認知されてきたのか、教材が増えつつありますが、塾専用教材にはなかなかいいものが無いんですよね(私が不勉強なだけかもしれないけれど)。逆に市販の書籍に、なかなか良いものが増えてきた気がします。
時々は大型書店を覗いて、そうした教材のリサーチもしておくんですが、ここしばらくはご無沙汰なのでした。そんなわけで、片っ端から小学生用の語彙集をチェック。以前とは違って、優れた教材が多くなってきました。
ただ、何が合うかは、その生徒さんの学力や語彙力、それから指導の形態にも大きく左右されます。生徒さんの顔を思い浮かべると、「あの生徒さんなら、この教材を少しアレンジして指導するのがベストだな、専用ノートも用意してもらったほうがいいな、期間はこれぐらいかかるな、読解指導とのバランスはこれぐらいにしよう、それからそれから……」という感じで方針が固まっていきます。
というわけで、何が最良の語彙集かというご質問をいただいても、絶対的な答えはありません。その生徒さんの学力や目的、可処分時間などによりけり、というところです。もちろん、語彙集に取り組みたい・取り組ませたいという当塾の生徒さん・保護者様のご相談はいつでも承りますので、ご遠慮なくどうぞ。
久々にスタバでコーヒーを飲みながら、書店でコーヒーを飲むって本当に幸せなことだなと実感。NO MORE コロナ。NO MORE 自粛。
大阪への帰り道、久々に奈良名物の団子屋さんに寄って家族の分を購入。妻の実家に立ち寄って、団子をおすそ分けした後帰宅。あ〜ん、やっぱりバイクでどっか行くの楽しい〜!ぷるぷる。NO MORE コロナ。NO MORE 自粛。
以前書いた団子屋さんの話。
奈良蔦屋書店についてはこのフォトレポートが充実しています。
「奈良 蔦屋書店」4月4日グランドオープン。県最大級の約16万冊。コーヒーとともにリラックスして本に親しめる場 奈良県コンベンションセンター内にオープン – トラベル Watch