学習塾のタブー

「政治」「宗教」「性」

この3つ、学習塾としては、授業はもちろん、ブログでも決して踏み込むべきではない話題だと考えています。

このブログを始める前に、色々な学習塾関連のブログを見てみましたが、一番驚いたのは「政治的な主張」が非常に多いことでした。

曰く、「○○党は駄目だ!」「○○議員は辞職しろ!」

学習塾がそんな主張をして何の意味があるのか、私には全く分かりません。もちろん、個人的に政治的な意見を持つことは必要でしょう。私も、報道を読めば、それなりに(大したものではありませんが)政治的な事柄を考え、意見を持ちますし、選挙にも必ず出かけるわけです。

しかし、学習塾がブログで、ましてや、授業で政治的な主張をしてどうするんでしょうか?少なくとも私なら、自分の子供を預けたいとは思いません。何だか偏った思想を吹き込まれそうで…。

政治的な意見などは、家庭生活の中で学んだり、社会経験を積みながら自分で獲得するもの。学習塾が出る幕ではない。(出来の良い高校生なら、政治的な議論も楽しめるかもしれませんが…。)

宗教や性的な話題も同様に考えておりまして、授業で踏み込んだ話をすることはタブーだと考えています。

もちろん、歴史や古文という科目の中で、知識として仏教等を教えることは当然です。ただそれは、「538年(または552年)に仏教伝来」といった類の知識であって、○○教の是非なんて話は絶対にしません。やはりこのあたりも家庭生活の中で学ぶべきもの。学習塾の出る幕ではないでしょう。性的な話題もまた然り。

そんなこんなで、学習塾というものは「ノンポリ」が一番いい と考えております。