息子が来年小学校に入学するため、そろそろランドセルを考える時期になってきました。
来年度(2011年度)は、教科書の改訂が予定されていまして、大幅に履修する内容が増え、本の厚みも増します。それにともなって、学校側から渡されるA4のプリント類が増えるという話があります(もちろん、諸官庁がB判からA判に移行したということも背景にあるでしょうが)。
子供には、書類やプリントはフォルダに入れてから、ランドセルに入れさせたいと思っています。
というのも、成績の良い生徒はたいていの場合、こちらから何も指摘せずとも、書類・プリントをフォルダや封筒に入れて上手く整理しているからです。書類がカバンの中でクチャクチャになっている場合は、本人の頭の中が整理されていないことを反映している場合が多いように思います。
そんなわけで、「A4判クリアファイル」が収納できるものが好ましいと思っているんですが、この辺り、しっかりランドセル商戦に反映されているようです。
従来のランドセルだと、「A4書類自体」は収納できても、一回り大きい「A4判クリアファイル」は折り曲げないと収納できなかったとのこと。で、ややサイズを大きくしたランドセルが発売され、人気を呼んでいるらしい。
下記のようにニュースでも取り上げられています。
(上記記事より引用)
来春からの脱ゆとり教育を前に、ランドセルに市販のA4クリアファイル(横幅22センチ)がスムーズに入るかどうかで、業界内で駆け引きが激化している。横幅わずか“1センチ前後の差”を巡る攻防は、ランドセルが最も売れる年末年始に向け一段と激しさを増しそうだ。
攻防に火を付けたのはスーパーのイオンだ。A4クリアファイルがランドセルにスムーズに入るように、内寸幅22・3センチの「かるすぽ」を発売したところ人気を呼び、例年の2倍近いペースの売れ行きを見せている。
まぁ、ランドセルで勉強するわけではないので、どうでもよいといえばどうでもよいんですが、私と同じく細部にこだわる傾向のある息子には、フォルダを折り曲げずに入れられるものの方がいいだろうかと思案中であります。