昨年度まで、完全少人数制宮田塾の指導対象は、小学3年生から小学6年生に絞らせて頂いていたんですが、本年度(2014年度)からは、指導対象を再び拡大し、小学1年生から小学6年生までをお受けしています。
以前は、小学1年生・2年生についてもクラスを作っていたんですが、当方の多忙と、教室の空きを作ることが非常に難しいことを理由に、しばらく募集を見合わせていました。正直に書けば、小学低学年の指導は著しく手間がかかり、そこまで私たちの労働力というリソースを振り向けることが難しかったこともあります。
2014年度からは、1クラス(ユニット)を上限5名とするとともに、原則として副代表プラス代表の2名で指導することにしたので、かなり余裕ができました。お問い合わせやご要望をよく頂いていたこともあり、何年ぶりかでの小学1年生・2年生の指導再開です。
小学低学年の授業は副代表が担当することが多かったので、私が小学1年生・2年生も担当するのは久しぶりです。5〜6年ぶりぐらいでしょうか?自分の子よりも幼い生徒さんなので、とても新鮮。
午前は難関大を目指す高校既卒生が対象なので、難解な現代文を題材にした問題を指導したり、複雑な社会科学的内容を扱う小論文を書いてもらったり、中世の古文を読んだり。
夕方からは小学1年生(正確にはまだ幼稚園年長さん)を相手に、「この絵のなかにワンちゃんはなんびきいますか。さぁ、かぞえてみよう!」「そうだね、5ひきいるね。でも『き』は、よこせんが2ほんいるよ。じゃあ、いっしょに『ひらがな』をれんしゅうしようか。」といった具合。
全然別の仕事をしている気分になります(笑)。
でも、どちらが尊い・偉いという訳ではありません。そりゃ、指導内容が難しいのは前者ですが、小さなお子さんをお預かりするという意味で、責任の重さは後者の方が重いと言えなくもない。
私たちには、このレベル・学年の生徒しか教えないというような妙なポリシー・こだわりは全くありません。皆さんがおっしゃって下さるニーズに、時間的状況や教室の空き状況の許す限りで、できる限り合わせていく、それだけです。
ただ、一生懸命に勉強している幼稚園の年長さんや小学1年生を指導していると、なんだか「ゆるキャラ」と話しているような気になることもしばしば……(笑)。
採点していると、目の前で豪快に「ハーックション!」とやられて、顔を鼻水だらけにされたり、「せんせ〜、おしっこもれそう」と言われて慌てふためいたり。もう慣れっこですけれど……(笑)。