ToDoリストの効用

先程の記事とも関連していますが、やらねばならないことが多いので、ToDoリスト(する事リスト・アクションリスト)が手放せません。昔は紙ベースで、今はコンピュータや携帯を利用して、ということになりますが、本質的には何も変わりません。

やらねばならないことを、忘れないように&効率的にこなすには、こうした類のリストは欠かせないように思います。

とすれば、社会人だけではなく、受験生なんかにも必須なんじゃないかと思うんですが、意外に大学受験生でもToDoリストを作っている人は少ない気がします。

もちろん、凝ったリストを作る必要は全くありません。「なすべきこと」を書き上げていく、そして終われば消していく。原則としてこれだけです。スーパーに行くときの買物リストのような感じで十分です。

するべきことぐらい覚えているから大丈夫!と思われるかもしれません。しかし、ToDoリストを作る効用は「備忘」だけにはありません。

せねばならないことを「頭から追い出す」ことによって、「頭をクリアにしフル回転させる」ということも大きな効用です。大脳生理学の一般人向きの本なんかを読んでみると、人間の脳が同時に処理できる事柄はそんなに多くない、ということが書かれています。とすれば、「これをしないと…」と思いながら勉強・仕事することは著しく能率を下げることになるはずです。

そんなわけで、勉強や仕事にToDoリストは必須だと思います。

気になる人は、米国で少し前にブームになったGTD(Getting Things Done)という言葉で検索してみて下さい。

あんまり難しく考えると逆に能率は落ちるので、個人的には、単純なリストやルールがお薦めです。