昨日は久々に京都でコンサートを見てきました。終電ギリギリで帰宅。眠いはずなのに興奮して眠れない。そんな時はブログ書きです。
2013年10月1日から、大阪市全域でゴミ収集の方法が替わりました。中央区や北区などでは、少し前から新制度に切り替わっていたようなんですが、10月からは私が住まう天王寺区も新制度に。
今回の大きな変更点は「古紙・衣類」の別収集が始まったこと。今までは、古紙や衣類も普通ゴミ(週2回収集)として廃棄すれば良かったんですが、10月1日からは「古紙・衣類」については、月に2回の収集となってしまいました。
加えて、「古紙・衣類」ゴミは、次のように分類して出さねばなりません。
1.新聞・折込チラシ
2.段ボール
3.紙パック
4.雑誌
5.その他の紙
6.衣類
今までも「普通ゴミ」「資源ゴミ」「容器包装プラスチックゴミ」「粗大ゴミ」の4種に分かれていましたが、今回の変更によって、ゴミは10種に分類して出さねばならなくなりました。一気に6種類の増加です。しかも曜日や収集間隔はバラバラ。
エコという観点が重要なことも分かりますが、あまりに煩雑すぎて嫌になります。私の場合、排出するゴミの90%は古紙・書籍なので、余計にウンザリです。手間や仕事が増えても、それが収入増になるのなら嬉しいんですが、各階に新たなゴミ箱を設置する必要があったため、逆に要らざる出費が発生……。こんな風に金銭も労力も時間もスペースも奪われて、行政がゴミ処理を適当にやってたりしたら、絶対に切れる(笑)。
そもそもゴミの分類って難しいんですよ。以前、CDを収納しておく場所がなくなってきて、CD本体やライナーを取り除いたCDプラスチックケースを2000個ほど処分したことがあったんですが、持っていってくれなかったことがあるんです。CDケースは「プラスチック」で出来ているものですから、「容器包装プラスチック」の回収日に出したんですが(もちろん一気に出さずに収集日毎にゴミ袋一袋ずつ出しました)、「これはダメ」という趣旨の紙が貼られていたんです。
大阪市のホームページを見ると、「容器包装プラスチック」の定義は次の通り。
「「容器」とは商品を入れるもの(袋を含む)、「包装」とは商品を包むもので、容器包装プラスチックとは、その中身を出したり使ったりして中身商品と分離した後、不用となるプラスチック製の容器や包装のことをいいます。」
CDケースって「CD本体やライナーという中身商品を出して、不用となったプラスチック製の容器や包装」ではないのか?それ自体に財産的価値があるものでもなし。
早速、大阪市の環境局事業部に電話して上記の件を問い合わせたころ、担当の方が応対してくれました。が、どうも要領を得ない。少し調べさせてくれとのことで、電話口で待つこと10分強。結論は「『普通ゴミ』として出して欲しい」とのことでした。
根拠がよく分からない上に、専門家でも10分以上かかるような分別判定が、私のような素人に出来るはずがないじゃないですか(笑)。素直に指示には従いましたが、どうもモヤモヤします。今回の変更もかなりの混乱を生みそうな予感。
さて、今回の収集方法変更で気になった点。それは裁断後の書籍は「雑誌書籍類」として出すべきなのか、「その他の紙」として出すべきなのかという点です。
購入後、原則として裁断してスキャナで電子書籍化してから書籍を読む人からすると(私もその一人です)、結構気になる問題ではないでしょうか?
今回は揉める前に(?)、大阪市環境局事業部に問い合わせておきましたが、担当の方曰く「どちらでもよい」との由。今回もかなり返答に迷ってらっしゃったんですが(笑)、公式回答ということでご紹介しておきます。
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