息子と「しりとり遊び」をしていると、少しずつですが、ボキャブラリーが増えてきたことを感じます。いつの間にそんな言葉を覚えたんだろう、と思うような言葉を繰り出してくるとき、息子の成長を感じます。親同士の会話、祖父や祖母との会話、幼稚園の友人とのやりとり、色々なところから吸収しているんでしょう。
少し前、「ぼく、たぶんパパより、しりとり強くなったと思う」と、息子からためらいがちに宣戦布告(?)されました。私は息子にわざと負けてやるのが大嫌い。こういう時は、むしろコテンパンにやりこめて、父の威厳を示すべきだと考えております。
「お前がパパに勝つなんて100年早いな。パパは、しりとりをさせたら、日本でもトップクラスや(ホンマかいな?)。どっからでもかかって来なさい。」と、大人げなく息子をやりこめています(笑)。
もちろん、大人と子供では語彙力に圧倒的な差があるので、負けるはずはないんですが、軽く「ひっかけ」なんかも入れてみたりします。
(しりとりラリーがしばらく続いて後)
私「かき!」
息子「き、き……う~ん……。」
私「ほら、いるやん、首の長~いやつで網目もようの動物。木の葉っぱを食べる動物。」
息子「きりん! ………… あっ!負けた!」
私「ふふ、まだまだやな。パパの勝ち~!」
1年ぐらい前までは、こんな程度のトラップにも簡単にかかってくれていたんですが、さすがに最近はひっかかってくれません。
(しりとりラリーがしばらく続いて後)
私「ドア!」
息子「あ、あ……う~ん……。」
私「ほら、幼稚園に入るよりもっともっと前のこども。生まれたばっかりのこども。」
息子「あか、あか、ん~ …… あかおに!」
そんなこんなで、家族全員が延々としりとりに付き合わされる羽目になっております。