国語の勉強は「量」より「質」

正月三が日より後、ひたすら仕事仕事。授業の無い日も朝から晩まで雑用。主に来期授業の開講準備をいたしておりまして、休みがなかなか取れません。早く春になって欲しい……。昔から「春はあげぽよ」と申しますしね(注:信じないように)。

受験生の皆さんからはひと足早い春の知らせをいただいています。「桜咲く」つまり中学合格の報告ですね。この仕事を始めてそれなりに年月を閲しておりますが、合格の報は何度聞いても嬉しいものです。

今年も皆様見事な合格を果たしてくださっていまして、私どもとしても大変嬉しく存じております。もちろん、合格は生徒さん本人・保護者様の努力の賜物ですが、そのお手伝いを僅かなりともさせていただいているとすれば、塾としてこれ以上の喜びはありません。本年度の合格データは、また集計ができてからブログなどに公表したいと思います。

生徒さんや保護者様からアンケートも何通か頂戴しておりますが、プライバシーに配慮して、即座にはご紹介しておりません。ランダムな時間的間隔をおいてご紹介できればと考えておりますが、有り難いお言葉が多く、ちょっとウルッとしながら読むことも珍しくありません。

当塾では、「国語は量ではなく質だ」というポリシーで国語の指導を行っており、大手塾さんの指導方針(量による解決を目指していることが多いように思います)とはやや毛色の異なる指導方針を採っています。

国語の入試対策が「量」によって解決できるなら、それはある意味楽な話です。ジャカスカ問題を解きまくればいいだけです。力任せに大量の問題をこなせばいいだけ。

でも、良く考えてみて欲しいんですよね。そんなに大量のやっつけ問題をやっつけ勉強でやって、成績が上がるんでしょうか。中学受験の場合、まだ精神的に幼いところのある小学生が相手なんですよ?今やっている勉強が、本当に「志望校合格のための勉強」になっているのか。「模試のための勉強」「クラス維持のための勉強」になっていないか。それは常に真剣に検討されるべき問題だと思います。

当塾においでになったりご相談くださったりする方は、「量に頼る勉強法」で成績が向上しなかった方が非常に多いんですが、そういったタイプの人が「国語なんて勉強しても無理だ」とか「国語はフィーリングで解くしかない」などと考えるのは、本当に勿体ないと思うんですよね。能力が足りないのではなく、やり方がフィットしていないだけの可能性が高いわけですから。どこかの時点で「質重視の勉強」に方針を切り替えていけば、学力向上・合格に繋がる可能性は十分にあります。

もちろん、「量重視の勉強」で成績をしっかり上げられる人もいるんですが、そうした人も「質重視の勉強」に切り替えれば、もっと合理的に時間を使える、ひいては志望校合格可能性を高められるように思います。具体的には、国語の勉強時間を削減して、(最も合否を左右する)算数に充てることができるわけですから。

先程のアンケートの話に戻りますが、難関中学に受かったある生徒さんの保護者様は、概要次のような事をお書き下さっていました。

大手塾で国語を学習してきた子達より圧倒的に国語の勉強時間が少なかったにもかかわらず、入試過去問で合格者平均点を取れるようになっており、自信を持って本番を迎えることができました。

例年そうしたお声を頂いていますが、何回聞いても嬉しいお言葉です。ありがとうございます。


と、ここで宣伝に入りますが(一応塾ブログなのです)、ちょっとそんな風に国語の勉強を切り替えてみようかな・切り替えさせてみようかなと思われた方は、お気軽にお電話にてご相談くださいませ。空席のある場合は、無料体験授業を承っております。

今すぐウェブで「宮田国語塾」と検索っ!いや、ここウェブでしたね。お気軽にご連絡くださいませ。