新型コロナウイルスが社会全体に大きなインパクトを与えています。いつまでこの状況が続くのやら。日本のGDPの6割は個人消費ですから、インバウンドの急減も考え合わせると、2020年第1四半期のGDPは凄まじいことになっていそうです。
まあ、そんなマクロな話はさておき、当塾として問題になるのは授業の実施です。以前お知らせした通り、首相による休校要請期間(2020.03.02以降)に入ってからも当塾は授業を続けることと致しましたが、「気楽な通常運転」というわけにもゆかず、あれこれと雑事に追われておりました。
まず、授業を行うにあたっての教室運営方針の策定。というと大げさですが、小さなお子さんもお預かりしており、保護者様にもご安心いただきたいので、しっかり運営ルールを定めておこうという趣旨です。保護者様には順次書面にてお知らせ致しておりますが、具体的には次のように定めました。
新型コロナウイルス感染を防ぐための宮田塾の対応
1.消毒用アルコールの設置
2.指導者ならびに生徒たちの手指の消毒の励行
3.机・扉など手で触れる共用部の消毒
4.指導者のマスク着用
5.指導者の手洗い・うがいの励行
6.指導者の検温の毎日実施
1.消毒用アルコールの設置
これはなかなか手配が大変でした。正直に言えば、潤沢には準備できず、ちょっと節約しながらの運営になります。
2.指導者ならびに生徒たちの手指の消毒の励行
私達は大人ですから自分で消毒を行えばよいだけですが、幼い生徒達に消毒を任せておくのはやや心もとないところがあります。上記の「節約運営」という点も鑑みて、私達の方で来塾した生徒順に「はい、手を出して下さ〜い」という感じでアルコール消毒をしてもらっています。プシュップシュッ。みんな神妙な表情で協力してくれており、感謝感謝。
3.机・扉など手で触れる共用部の消毒
一つの授業が終わる度に、消毒用材で机や椅子、出入口の引き手などを拭いています。
4.指導者のマスク着用
5.指導者の手洗い・うがいの励行
6.指導者の検温の毎日実施
このあたりは、代表・副代表で声を掛けあいながら実施。個人的にはマスク着用が苦手なんですが、塾生・保護者様にご安心頂くためにはやむを得ません。コロナウイルス騒動が落ち着くまではガマンですね。
検温も地味に面倒な作業。体温なんて10年ぐらい自分で測ったことはなかったんですが(体温なんて測らなくても体調の善し悪しぐらい分かる)、久々に測定。昨日は35.9度。副代表もそんな感じ。代表・副代表の日々の体温をグラフ化して、ネットに掲示……なんていらないか(笑)。しばらくは、37度を超えるようなことがないかを自己検査しておく予定です。
書面には書かなかったんですが、
7.頻繁な換気
8.生徒間距離の確保
にも、できる限り気を付けて運営したいと考えています。まだ寒いですが、ご協力を賜れば幸いです。
一応休業日となっている日曜日・月曜日ですが、今週の日・月は、必要な資材を集めるべく駆けずり回ったり、教室の運営の練習をしたり、お知らせを作成したり、電話連絡を行ったりで、あっというまに終了。ふぅ〜。
蓋を開けてみると、ほとんどの生徒が欠席することなく授業に参加することになったんですが、学校の授業がない分、むしろ普段より集中して学習に取り組んでもらえているように思います。
皆が休んでいる(休まざるを得ない)間に、塾生にはしっかりと勉強を継続してもらえればと考えています。私達は「ウサギ」も悪くないけれど、「カメ」の姿勢こそが勉強には重要だと思っておりますので。
消毒液やトイレットペーパーの備蓄量には若干不安があるものの、私の叔父や副代表の実家の方があれこれと尽力してくれて、ある程度の量が確保できました。持つべきものは良き親戚かな。当塾は、私達だけではなく、周囲の人々の尽力によっても成り立っています。ありがたや。
皆様におかれましても、健康管理にご留意の上、ご自愛くださいませ。