大学と資産運用

気になる教育関係のニュースから。

駒澤大学が投機的な資産運用をしていて、150億円以上の損失を出していたという話です。

新聞報道によると、下記の通り。

駒沢大学(東京都世田谷区)が資産運用で始めたデリバティブ取引で、150億円を超える損失を出していたことが18日分かった。損失穴埋めのため今月、キャンパスの土地建物やグラウンドを担保に多額の銀行融資も受けている。
(asahi.comより引用)

記事の続きには、駒澤大学の総資産が940億円程度ということも紹介されており、どれほど大きな失策であったかがわかります。総資産の6分の1がぶっ飛んだ、ということになるわけですから。

同大の関係者は「資産規模に対し投資額が多すぎた。大学の経営陣には金融商品に詳しい知識を持った人がおらず、認識の甘さがあった面は否めない」と話している。
(asahi.comより引用)

いやいや、駒澤大学のサイトを見てみると、経営学部も経済学部もしっかりとありますが…。もちろん経営陣と教授陣とは別ですが、上記学部の授業内容に説得力がなくなるんじゃないかと心配してしまいます。

これからもこういう話は頻繁に聞くことになりそうですね。