現代国語の正解とは?小川洋子氏に小説問題を学ぶ
これは是非当ブログに書いておくべきだと思う新聞記事に出会いました。 現代国語の正解とは?小川洋子が挑む自作小説の入試問題 朝日新聞デジタル 2021年7月11日 10時00分 太田啓之執筆 (以下、「朝日新聞記事」と略し…
これは是非当ブログに書いておくべきだと思う新聞記事に出会いました。 現代国語の正解とは?小川洋子が挑む自作小説の入試問題 朝日新聞デジタル 2021年7月11日 10時00分 太田啓之執筆 (以下、「朝日新聞記事」と略し…
たまには文学関係の話。 先日、生徒保護者様から小説読解問題の件でご相談を受けたんですが、その際にお教え頂いたのが森谷明子(もりやあきこ)さんという小説家。不勉強で存じ上げなかったんですが、彼女の『春や春』という作品が、模…
少し前に心理学者・河合隼雄先生と村上春樹氏の話を書きましたが、書いた後、河合先生と小川洋子氏の対談集もあったことを思い出しました。これは良い機会とアマゾンにて購入。 生きるとは、自分の物語をつくること(新潮文庫) 小川洋…
小川洋子と川上弘美。彼女たちの作品を、中学入試のレベルでもときどき見ることがあります。必ずしも、小学生に出題するのに適している作品だとは思わないんですが、少し背伸びして不思議な世界を味わうという、読書本来の楽しみからすれ…
私は人の書評や読書案内を読むのが大好きです。その人がどんなものを読み、どう考えているのかを知ることは、とても面白い。下手な自己紹介をしてもらうより、どんな書物を読み、どんな音楽を聴いているかを教えてもらう方が、その人の立…
突然ですが、人間って皆、何か物語を求めているんだと思うんですよね。胸を打つ物語、納得させられる物語、涙してしまう物語、思わず吹き出してしまうような物語、時には憤慨させられる物語もいい。 その内容がどのようなものであれ、老…
9月に入ってからもあれこれと忙しい日々で、本を読む時間もなかなか取れません。もう少し仕事を減らすべきだとは思うんですが、例年うまく行きません。当塾というか私のポリシーは、「太く短い塾運営」ではなく「細く長い塾運営」なので…
関西圏中学の入試国語・出題作品著者リスト #1 の続きです。 <関西圏中学の入試国語・出題作品著者リスト> アーサー・ビナード (灘中H21)アメリカ合衆国生まれの詩人。日本語での詩作多数。 阿辻哲次 (関西学院中H19…