何と言いますか、何故こんなに不祥事が多いんでしょうか、大阪市公立小学校の民間人校長制度。毎週のように何らかの不祥事が発生していますよね。11人採用で3人目の不祥事って、ハズレ率ハンパないです(笑)。
今日の報道で見たのは、民間出身校長が率先して行った偽アンケート。
公募校長が偽アンケート…教委実施装い自身の評価 : ニュース : 教育 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
全国公募で大阪市西淀川区の市立小学校長に今春就任した民間出身の男性校長(50)が今年6月、「民間出身校長の採用の参考にする」と偽り、校長としての自身の評価などを保護者らに尋ねるアンケートを勝手に行っていたことが分かった。
市教委は7月下旬、男性校長を厳重注意し、校長はアンケートの回答者らに謝罪文を配布した。(中略)
市教委は7月、学校関係者の指摘を受けてアンケートの事実を把握。校長から回答用紙を回収した。市教委が公募校長らにアンケートを指示した事実はなく、市教委は「権限を逸脱し、不適切だった」として校長に厳重注意した。
(上記記事より引用)
校長本人はよかれと思っているのかもしれませんが、保護者や職員に対して、真っ赤な嘘をついているわけですから、彼らを愚弄しているとしか言いようがないと思います。嘘を平気で、大々的・計画的につくような人が校長をしている、しかもそれがばれても謝罪すればOKなんていう事態は、生徒達にとってとても「非教育的」なんじゃなかろうかと。
以前取り上げたセクハラ校長も同じことだと思います。研修を受けた後にまた「校長」として復職するとの事なんですが、これって笑い話ですよね?
(今回の話は小学校が舞台ですが)高校生の頃の私なら、間違い無く「身を持ちて世のあらむ方を教えたまふ此校主、今ぞ帰校し給へる、熱烈歓迎」などと垂れ幕を作って校舎に張り出していたと思います。私が文案、字の上手い友人が字を書く、多分他にも有志がいっぱい集まったかと思います。とっても嫌味な生徒達(笑)。当時の先生方にも微苦笑していただけたかと。「世」という語は平安時代だと「男女の仲」という意味をも持ちますが、先生方もそうした含意が読み取れるレベルの人々でしたからね。今じゃそんなことをすれば大問題なのかもしれませんが……。
それはさておき、いけしゃあしゃあと戻ってきた民間人校長は、保護者さん方や教員方で、ビシビシ再教育してやって下さいませ(笑)。
公募セクハラ校長の復職方針、保護者が猛反発 : ニュース : 教育 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
<追記>
2013.10.25付の報道によると、大阪市教委はこの校長を学校に復帰させず、自主退職を求めることを決めたとの由。校長の方も退職を受け入れる模様です。何でも、「研修と教育委員の面談の結果、反省が不十分で課題を直視できていないと判断した」とのこと。猿でも「反省したフリ」ぐらいはすると思うんですが(笑)。
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