本日(2012.02.18)の朝刊に、2012年大阪府公立高校前期試験の志願者数・競争倍率の最終集計が掲載されています。
昨年新設された文理科ですが、今年も志願者の動向を見ておきましょう。北野、茨木、大手前、四條畷、高津、天王寺、生野、三国丘、岸和田、豊中の各高校に設けられた文理学科は、各校とも定員160名。学区制度は既に撤廃されています。
旧学区トップ校を受験する予定の中学生にとっては、2回のチャンスが与えられるわけですが、事実上、上位半分の選抜ということになりますので、昨年同様、倍率は結構な数字になっています。
2012年度(平成24年度)各校文理学科の確定倍率は次の通り。
学校名 募集人員 志願者数 競争率
北野 160 394 2.46
豊中 160 574 3.59
茨木 160 588 3.68
大手前 160 392 2.45
四條畷 160 543 3.39
高津 160 453 2.83
天王寺 160 404 2.53
生野 160 432 2.70
三国丘 160 439 2.74
岸和田 160 419 2.62
文理科全体の平均倍率は2.90倍となっています。
倍率順(志願者数順)に並べ換えると、
学校名 募集人員 志願者数 競争率
茨木 160 588 3.68
豊中 160 574 3.59
四條畷 160 543 3.39
高津 160 453 2.83
三国丘 160 439 2.74
生野 160 432 2.70
岸和田 160 419 2.62
天王寺 160 404 2.53
北野 160 394 2.46
大手前 160 392 2.45
昨年同様、茨木、豊中、四條畷、高津あたりが高倍率ですね。前期入試を受ける受験生は、来週2月23日の試験、頑張って下さい。
ちなみに昨年(2011年)の倍率順(志願者数順)データは下記の通り。3倍オーバーの学校は、2011年度5校から、2012年度3校へと減少しています。2011年度の文理科全体の平均倍率が3.01倍、2012年度の文理科全体の平均倍率が2.90倍であることも考えあわせると、ごく僅かにですが「広き門」になったと言えるかもしれません。
学校名 募集人員 志願者数 競争率
四條畷 160 619 3.87
豊中 160 606 3.79
茨木 160 592 3.70
高津 160 516 3.23
岸和田 160 490 3.06
生野 160 455 2.84
三国丘 160 411 2.57
天王寺 160 403 2.52
北野 160 377 2.36
大手前 160 345 2.16
＜参考記事＞
大阪府立高校文理学科の競争倍率(2011年前期入試)：国語塾・宮田塾のブログ
