塾選びについて – 2012年度完全少人数制宮田塾生徒募集

明日2月6日(月曜日)に、完全少人数制宮田塾の新聞折込広告を実施致しますが、そちらをご覧になって当ブログにアクセスして下さる方もいらっしゃるかもしれません。ご覧下さっている方々、まことにありがとうございます。

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完全少人数制宮田塾の方は、3月から新学年としての授業がスタート致しますが、新小学3年生から新小学6年生、および、新中学3年生の募集を行っております。満員でない限りは、無料体験授業を承っておりますので、お気軽にご連絡下さい。

<参考記事>
入塾前には体験授業を:宮田塾のブログ


なお、中学生の募集はやや変則的なので、少々補足させていただきます。

2012年度の募集は新中学3年生(現中学2年生)のみ、新中学1・2年生の募集は行っておりません。

また、小学生の場合、学力によって入塾をお断りするということはございませんが、中学生の場合は、学力による入塾審査を行っております。現時点での学力状況をお尋ねし、当塾の授業で学力を伸ばすことが難しいと判断した際は、まことに申し訳ございませんが、入塾をお断りする場合がございます(入塾のいかんに関わらず、勉強上のアドバイスはさせていただきます)。

完全少人数制宮田塾は小規模な運営を行っており、教室の都合上、中学生のクラスを学力別に分けておりません。そうした状況で、あらゆる学力層のお子様をお預かりすることは、不誠実な運営になりかねません。成績上位者・下位者のいずれも学力が伸びない授業を行うことは私どもとしても不本意ですし、何よりお子様や保護者様に申し訳が立ちません。

そうした理由から、原則として、「公立中学校の通知簿成績(5段階評価)で、主要科目がすべて3から5であること」をご入塾の要件と致しております。この範囲内の学力のお子様については、当塾の指導により、高校受験に向けて学力を伸ばしていただけると考えています。


このブログでも何度か書いていますが、塾選びで一番大切なのは、「生徒自身がその塾でしっかり勉強する気持ちになれるかどうか」です。もちろん塾側としても一生懸命教えますけれども、本人に一定程度のやる気がないと、大幅な学力の向上は望めません。

我々としては、スパルタで勉強させる!ガンガン叱り飛ばして勉強させる!なんていうのは、学力が極めて低く、独立心や自尊心のほとんどない特殊なお子さま向きの指導方法だと考えております。経験的にも、一般的なお子さまには、そうした方法が妥当することはまずありません(瞬間風速的に学力が上がっても恒常的には上がらない)。

「ユルい」指導がよいと言っているわけではありません。学力を向上させる以上、適切な緊張感はもちろん必要です。私たちが常々思っているのは、過度の緊張感や強要される感覚は、学力向上を阻害するだけだということです。


いずれにせよ、広告や人の話だけで塾選びをされるのはお薦めできません。特に前者は、いくらでも「粉飾」できますから、必ず一度は、保護者様ではなくお子様本人に体験授業を受けさせることが大切です。その上で、お子様本人が「ここでちゃんと勉強してみよう」という気持ちになれば、それは学力向上の時です。

いくつかの塾から選択なさろうとする場合も同様です。勉強するのは「保護者様」ではありません。「お子様」の直感を大切になさって欲しいと思います。私見ですが、勉強ができるようになる子は、たいていこういう直感力が強いように思います。

体験授業後、強硬なセールスをかけてくる塾もあるかもしれませんが、そんなものはサラリと無視して(笑)、賢明なご選択をしていただければと思います。

あと、「今なら無料!」という言葉にもあまり踊らされない方が賢明かと思います。結局は講習費用や必要経費などといった名目で、お支払いになる価格はほとんど変わらないはず。

大規模な塾になればなるほど、テナント賃貸料や人件費といったコストが大幅にかかるため、「ビジネス的」な側面が強くなるのはやむを得ないと思いますが、ご家庭としては、塾側の論理や事情に付き合う必要もないでしょう。

そのあたりをお考えの上、お子様に合った学習塾をご選択いただければと思います。

あ、そうそう、当塾もその選択肢の一つに入れていただければ幸いです(ちょっと宣伝(笑))。