幸せな塾 − 皆様に心より感謝申し上げます

2020年も、もう6月。驚くほど月日が経つのは早いですね。

この4月5月は、新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言の発令への対応が喫緊の課題となり、事繁きこよのうなりて……って、ちょっと硬いですね。要するに新型コロナウイルス対応でてんやわんやの日々でありました。

当塾は、様々な事情を勘案して、緊急事態宣言下でも最大限の衛生管理を行いつつ、通常授業(およびオンライン授業)を継続実施しておりましたが、現時点では、生徒さん・ご家族・私どもの中から新型コロナウイルス感染者を一人も出すことなく、無事に過ごせています。

これは本当に何よりも生徒さんや保護者様方のご理解・ご協力の賜物でありまして、私どもとしては感謝の念に堪えません。それどころか、この期間中、一再ならず保護者様方から暖かいお声掛けも頂きました。ブログ記事ではありますが、在塾生保護者様方には、心よりお礼を申し上げたいと存じます。

またこの期間、当塾で勉強してくれていた生徒さんは、教室での授業・オンライン授業のいずれを問わず、いつにも増して真剣で、「ちゃんと勉強しておきたい」「勉強することは大切なことだ」という気概が伝わってくることが多く、私も副代表も少なからず感激する日が多かったことも記しておきたいと思います。

仄聞するに、生徒さんの数を大きく減らした同業者さんもいらっしゃるそうなんですが、当塾に関してはそのようなこともなく(むしろこの期間中に微増)、そうした意味でも本当に幸せな塾だと感じております。


緊急事態宣言が発令された時、私と副代表で話したのは、こうした時期こそ、いま通塾して下さっているご家庭・生徒さんの役に立つべく、全力で頑張ろうということでした。

その上で、今後の新型感染症の蔓延・より強い外出自粛要請にも堪えられる指導体制作りにも全力を注ぐこと。それが現在の生徒さんや保護者様の利益になるのは勿論、将来の生徒さん達の利益になるからです。

具体的には、ZOOMによる少人数制のリアルタイム指導、提出答案を元にした個別録画配信による受験指導などを行っておりましたが、こちらは当塾も(かなりの部分において)初めての体験とあって、結構な勉強が必要でした。

このあたりの奮闘はまた別記事にしたいと思いますが、大変ではありつつも(ZOOMなんて主催者側の設定項目は200以上あると思います)、なかなか楽しい日々でもありました。それらのスキル習得・環境設定・実施練習は、通常授業や授業準備の合間を縫ってでしたので、睡眠不足気味でしたが(笑)。

一緒に受講してくださった保護者様方のご協力・ご意見は、私達にとって大変ありがたいものであったことも申し添えておきたいと存じます。


新型コロナウイルス第1幕はとりあえず終了のようですが、今後第2幕・第3幕が来ることも十分にあり得ます。今後も気を緩めず頑張ってゆく所存です。