留学生 銀行の寮が受け入れへ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100426/t10014086261000.html
京都大学に留学している外国の学生に銀行の寮に住んでもらうかわりに銀行員の外国語などの習得に一役買ってもらおうという取り組みが始まることになりました。
この取り組みは、京都大学が推薦する6人程度の留学生を京都市に本店がある京都銀行が2つの独身寮に受け入れるもので26日は京都大学の松本紘学長と京都銀行の柏原康夫頭取が調印を行いました。留学生は、銀行員に語学だけでなく、出身国の経済や文化について講義を行い、その講義のアルバイト料で寮の家賃や食事代をすべて賄える仕組みです。
(上記NHKウェブサイトより引用)
東アジアからの留学生が対象になるとのことなんですが、確かに、お互いの利益になるシステムですね。
銀行側としては、今後さらに増加すると思われる東アジアの顧客に対応するスキル(語学含む)を習得することができます。また、上記の留学生は国費で来るようなレベルの人達なので、東アジア地域への良質な人脈をひろげることもできますしね。
留学生側からしても、少し講義するだけで家賃や食費をセーブできるわけですから、願ったり叶ったりという感じです。
大学・銀行のいずれから持ちかけた話かは知りませんが、良いシステムだと思います。
あまり大きな声では言えませんが、語学を習得するには、国立大学に留学してくる学生さんと、お互いの母語を教え合うのが一番効果的です。お互いに無償ですし、何より、町の外国語教室の講師とは比較にならないぐらいハイレベルな学生さんたちですしね。しかも人脈までできるというオマケ付きです。