そろそろブログ記事も書きたいなと毎日のように思うんですが、授業準備やら、お預かりした答案のチェックやら、メール返信やらで、時間的な余裕がほとんどありません。
令和7年度大学入学共通テスト試作問題(国語)を見ていて気付いたことをあれこれと書きたいんですが、なかなか。そこに見られる傾向は、中学入試国語にも波及してくること必至なので、来期以降授業の中での対策を思案中。ある程度の方向性は見つけておりまして、具体的な教材を考えている段階です。おそらく各中学の国語科の先生方も同じようなことをお考えなのではないかと思います。
就職試験の替え玉受験も話題になりましたね。京大卒関電社員が逮捕されるという事件だったんですが、この話もあれこれ考えさせられました。1科目2000円で請け負っていたとのことなんですが、ほとんどボランティアやんか……。
もちろん、替え玉を依頼する人やされる人も悪いんですが、自宅を会場にネットを介してテストを受けさせる会社もめちゃくちゃ手抜きなわけで、(法的な問題はさておき)感覚的にはどっちもどっちかなと。「自宅会場ネット受験」を認めている段階で既に「カンニングOK」「他者ヘルプOK」というメッセージを出しているのではないかと思います。
そもそもちゃんとした入学試験や検定試験だったら、「絶対に」自宅受験なんてできないようになっていますよね。そんなことを認めれば、その学校や検定試験の価値がほとんど失われてしまうはず。英検でも漢検でも最高級やそれに準ずる級は、コンピュータ受験はおろか準会場受験も認められていません。
一説によると、高偏差値大学出身者のウェブテスト結果は完全に無視されていて(簡単すぎてやらせるだけ無駄)、その企業におけるボーダーライン的偏差値以下の大学出身者についてのみ、ウェブテストの出来を見ているとのこと。その真偽の程は知りませんが、もしそれが本当ならかなり恣意的に運用されているわけで、受験者側も自衛的に「得意な人に代理で受験してもらおう」と考えるのも無理はないかなと。まあ「キツネとタヌキの化かしあい」みたいなものでしょうかね。
当塾は真剣入試に真剣勝負で挑む生徒さんだけを対象としておりますので、まあ無縁な話ではあります。
ブログ記事作成がてら、年末年始休業のお知らせもしておきます。
下記期間は休業させていただきます。
2022年12月28日 (水) 〜 2023年1月3日 (火)
宜しくお願い申し上げます。