春近からむ

なかなかブログにまで手が回らず、申し訳ございません。2月に入っても相変わらず忙しい日々を送っております。

当塾の場合、2月が年度初めとなりますので、先週はいずれの授業も初回授業でした。新規に入ってきた塾生の様子をしっかり観察したり、曜日を間違っている塾生に連絡したり、授業でのノートのとり方や文章への線の引き方を説明したりと、あれこれ忙しい。でも、なかなか順調な感じでスタートを切れたかなと思います。今年も頑張ろう。

あとは昨年度から続いているいくつかの事務と、確定申告を終えれば春到来ということになるんですが、なかなかそれらが手強いんですよね(笑)。

ただ、気温の方は随分上がってきていて、既に春らしいムードも。有り難い事この上なし。寒いのが苦手中の苦手でして……。

日本から冬がなくなればいいのに。春と夏と秋だけになればいいのに。温暖化がもっと進めばいいのに。なんて言うと、グレタちゃんに「恥を知れ!」と怒られそうですが、農業生産という観点で見れば、温暖化にはメリットもあるはずで、必ずしも悪い事じゃない気もします。

ちょっと検索してみると、こんな記事がありました。国立の研究所のウェブサイトなので信頼の置ける記事だと思います。

温暖化の影響 Q5 温暖化で収穫量は減る? 増える? – ココが知りたい地球温暖化 | 地球環境研究センター

まとめて言うと、「温暖化によって収穫量が増えると予想される地域・作物もあるし、逆に収穫量が減少すると予想される地域・作物もある」ということなんですが、本当に科学的で真っ当な結論ですよね。

そりゃ、地球温暖化が人々にとって好ましからざる結果を招く事はあるでしょう。でも、その反面、好ましい結果を招く事だってありえるわけです。少なくとも冬の苦手な私には朗報です(ごめん、グレタちゃん)。

あらゆる観点からの見解を読み、しっかりと考え、自分なりの意見を持つというのは、苦しく難しいことですが、そこはやっぱり逃げてはならないところ。

マスコミといい、教育界といい、一面的な見方ばかりを伝えることが多い気がしてなりませんが、マスコミや教育界だけが悪いわけではないでしょう。個人的には、単純な「正解」だけを求めるユーザー側の姿勢にこそ大きな問題があると思います。あれこれと見解を併記しても読んでもらえず、「理屈はもういい!答えは結局何なんですか!」と言われてしまうわけで。

一面的な情報を鵜呑みにしてしまうのではなく、しっかりと色々な意見に耳を傾け、じっくりと考えることのできる人になって欲しい。そんなことを思いながら、子供たちの指導を続ける日々です。