塾を営んでいると、色々なことがあります。
「塾稼業は楽しいことばかりで毎日がバラ色です」なんて言えればいいんですが、もちろんそんなことはありません。表に見えない地道な作業を延々とし続ける日もあれば、辛い話を聞かねばならない日もあります。
その反面、この仕事をやっていて本当に良かったと心から思う日もあります。その一つが、生徒から志望校合格の報告を聞く日であるのは、容易にご想像いただけるかと思います。
しかし、それと同じぐらい、いやそれを上回るほど嬉しいのは、生徒や生徒の保護者様から、心のこもった感謝のお言葉をいただく時です。
私たちは、生徒の学力を上げようと精一杯努めています。授業料という形で対価を頂いているわけですから、それは当然のことで、わざわざ言うまでもないことでしょう。
しかし、その努力を多としてくださり、心のこもったお言葉をかけて下さる方がいらっしゃいます。その時、私も副代表も、本当に心からこの仕事をしていて良かったと痛感します。自分達のやっていることが、間違っておらず、曲がりなりにも人様のお役に立っている……、そう実感できるこの仕事は、本当に有り難い仕事です(もちろん、どんな仕事でも社会の役に立っているはずですが、それを実感できるかどうかはまた別の話でしょう)。
昨日も授業終了後、卒業生の保護者様より暖かいお言葉を頂き、私も副代表も本当に嬉しい気持ちになりました。塾冥利に尽きるお言葉、心より感謝申し上げます。