先程ニュースを見ていて気付いたんですが、ワールドカップの予選が行われているんですね。サッカーに全然興味がないので、遠い世界の話のように思えるんですが、音楽となれば話は別。
ミュージシャンの中にはサッカー好きが結構いて、ナショナルチーム応援歌を作ることがあります。それを聴くのはなかなか楽しいんですよね。
私のライブラリーにあるサッカー応援歌をいくつかご紹介しましょう。あくまでも私の個人的音楽趣味によりますので、サッカーの話題は全くありません。ご容赦。
まずは日本ナショナルチームの応援歌。
Black Jaxx + 忌野清志郎 / サムライロックス
忌野清志郎がBlack Jaxx (武田真治やいしだ壱成からなるバンド)に参加した曲です。完全な清志郎節に在りし日の元気な彼を思い出します。大好きな曲。
遠藤賢司 頑張れ日本(日本サッカーの応援歌)エレキバンド編
私の敬愛してやまないエンケン氏の勝手日本チーム応援歌。独特な彼の歌唱と曲。うねるエレキギター。そのいずれもが、得物を手に戦場で闘うサムライどもを応援するように聞こえます。いや、サッカーの応援歌でしたね(笑)。スタジアムで大音量で聴きたい曲です。
日本にこだわる必要もないでしょう。イングランドチームの応援歌。
New Order – World In Motion [OFFICIAL MUSIC VIDEO]
ジョイ・ディビジョンという過激な名称(強制収容所内に設けられた慰安所を指すとの由)を持つパンクバンドがありまして、そのフロントアクトのイアン・カーティスが自死を選びます。その後、残されたメンバーが結成したのがこのニュー・オーダー。
ジョイ・ディビジョンの曲はどれも陰鬱きわまりない単調な曲でしたが、それが良かったんですよね。「現代社会に疎外され鬱屈した精神」なんていうと現代文の勉強みたいですが、そういう側面を表現して秀逸なバンドでした。
彼らのファンには、新生ニュー・オーダーはどうもダンサブルすぎて……と感じた人が多かったんじゃないかと思うんですが(私はそう)、商業的にはニュー・オーダーの方が成功を収めるわけです。
何か関係のない話ばっかり書いていますが、この応援曲なんかはダンサブルな側面が功を奏しているように思います。サッカー選手をよく知らないので、よく分かりませんが、イングランドの代表選手も参加しているようですね。
Youssou Ndour – The lion ” GAINDE “
セネガル出身の世界的ミュージシャン、ユッスー・ンドゥール。アフリカ音楽好きなら知らない人はいないという存在です。
ガインデってライオンの事らしいんですが、セネガルのナショナルサッカーチームの愛称とのこと。
ずいぶん前の曲ですが、この曲の発表数年後にライブを見る機会がありました。凄まじいライブでしたが、異常なほどのポリリズムの曲ばかりで、どのリズムに合わせて身体を動かせば良いのか分からない。でも、ユッスーを初めとするメンバーはめちゃくちゃ自然に身体を動かしているのが印象的でした。身体全体で見ると、どのリズムにも合っているんですよね。天性の音楽家は違う。
って、サッカーに全然関係のないことばかりでしたね。すみません。