家カフェ・夜カフェ

6月も毎日忙しくしておりますが、塾として恐怖すべきは7月・8月。もう目前に迫ってきました。体調をしっかり管理しておかねば。

身体のケアも大切なんですが、勝るとも劣らず重要なのは精神的健康。気分転換がないとね。

そんなわけで、休みの日には時々カフェに出かけるんですが、控えめな白熱灯の照明、スタンダードなジャズ、そして何より禁煙というのが譲れない条件。煙たいカフェで我慢するぐらいなら、餃子の王将でコーヒーを飲む方がまだいい。いや、コーヒーがメニューにないかもしれませんが。

よくコーヒーの原価を考えて、喫茶店なんてもったいないという人がいますが、それは違うと思うんですよね。場所や時間を提供してくれるその対価として考えれば、決して高くはない。テナント料で月◯◯円、ホール1人と厨房1人で人件費は月◯◯円ぐらいかな、光熱費はこの広さだと月◯◯円ぐらいだろうな、一日の来店数は◯◯人ぐらいか、一人あたりの消費額は◯◯円といったところだから……、なんてすぐに考えてしまう私は、商売の家の生まれ。父方も母方も商売の家だったのです。

ただ、最近のコンビニのコーヒー、カフェの恐るべき強敵になってきたような気がします。缶コーヒーは甘すぎて苦手ですが(あれってただの砂糖水ですよね?)、最近のコンビニのコーヒーって、普通のカフェのコーヒーより美味しいんですよね。初めて見たときびっくりしました。機械ですが、一杯一杯豆をひいて淹れてくれる!しかも一杯100円!

調べてみると原価率はありえない高さ(特にアイスコーヒー)。こんなん大赤字ちゃうのん?と、さっきのような算盤をはじいて考えてしまうんですが、そこはコンビニもプロ。集客効果を見越した価格設定なんでしょうね。実際、下記の記事によると、セブンイレブンでは1年強で累計5億杯が売れ、最高益更新に貢献したとの由。すごい。

セブンカフェ1年強で累計5億杯!?「コンビニコーヒ」飲み比べ – NAVER まとめ

てなわけで、我が家では、時々近所のコンビニでコーヒーを買ってきて、「家カフェ」または「夜カフェ」を開催することが増えてきました。上述の、控えめな白熱灯の照明、スタンダードなジャズ、そして禁煙という条件は余裕でクリア。ゴロゴロ寝転がっても良いし、音楽が自分で選べるのもまた良し。時に本を読みながら、時に息子や妻とどうでもいい話をしながらコーヒー・タイム。一人あたり100円也(笑)。

ウチでもやろうかなって?いいですね!では、オススメの曲(アルバム)をご紹介しておきましょう。我が家で何となくよくかけているのは、次のアルバム。あまりにも有名な盤でベタすぎですが……。

Cool Struttin’
Sonny Clark

Cool Struttin
1曲目の Cool Struttin’ から 2曲目の Blue Minor の流れが特に好きなんですよね。実際に街のカフェで流れていることが多い盤です。

Sonnny Clark Cool Struttin

Sonny Clark – Blue Minor

Kind of Blue
Miles Davis

Kind of Blue
ジャズの超有名盤。これも実際に街のカフェで流れているのを聴いたことがあります。

So What by.Miles Davis

あとは、ビル・エヴァンス、セロニアス・モンクも、家人からの評判がよい気がします。私の好きなジョン・コルトレーン、エリック・ドルフィは不評也(笑)。