今日は小雨のせいか、霧がかかったような朝です。息子を幼稚園に送ってゆく際も、9時前だというのに、そこかしこの街灯がまだ点っています。
こんな日は何となく、“The Foggy Dew” (霧の露) を聴きたくなります。1916年の復活祭に起きたアイルランドの武装蜂起を歌うこの曲、アイルランド人の誇りを切なく体現しており、様々なミュージシャンが演奏しています。
ちょっとYouTubeで探してみると、ありますね!
アイルランドの大御所的バンドであるチーフタンズ(The Chieftains)と、かなり跳ねっ返りなイメージのある女性シンガー、シネイド・オコナー(Sinead O’Connor)の共演が特にいい。
この組み合わせでの演奏は初めて見たんですが、懐の深い爺様達が、孫娘のようなオコナー(丸坊主の女性です)を暖かく見守っている風がとても微笑ましいんです。
独立のために命を賭した男達への鎮魂歌。アイルランド人としての誇りはどこまでも気高く。
歌詞も見たい方は、動画をクリックすると元のサイトに飛びます。そちらのコメント欄をどうぞ。
Sinead O’Connor & the Chieftains- The Foggy Dew