天才 井原西鶴 Part2
Part1からの続きです。 ちょっと百科辞典も見てみましょう。小学館『日本大百科全書』は、西鶴の代表的な作品をこう評しています。 (世間胸算用を評して)「作家西鶴が到達した人間観照の深さがあり、他の追随を許さない独自の世…
Part1からの続きです。 ちょっと百科辞典も見てみましょう。小学館『日本大百科全書』は、西鶴の代表的な作品をこう評しています。 (世間胸算用を評して)「作家西鶴が到達した人間観照の深さがあり、他の追随を許さない独自の世…
(「芭蕉・近松・西鶴と大学入試」と関連した記事です。) 「西鶴?はいはい、大阪商人の鏡でっしゃろ。始末・倹約は美徳でんな。」「サイカク?あぁ、あの好色話ばっかり書いた人でしょう?」 完全な間違いとは言いませんが、こうした…
上方を中心として栄えた元禄文化の重要人物は三人います。俳諧の松尾芭蕉、浄瑠璃の近松門左衛門、浮世草子の井原西鶴。この三人が元禄文化の屋台骨だと言っても過言ではありません。ここ大事だから、必ず覚えておきましょうね。それぞれ…
最近の小学生達を見ていると、どうも昔話に関する知識が乏しいような気がします。マイナーな昔話ではなく、代表的なお話、例えば、浦島太郎・桃太郎といった昔話です。 「浦島太郎の話って知ってる?」 「知ってる!」 「どんな話か説…
国語の問題には大きく分けて、記述型と選択型があります。 今日は選択型の解法の基本について。 大学入試だと、センター試験や私大の入試に多いスタイルですが、今回は中学入試について考えてみましょう。(いずれのレベルも根本的なと…
それにしても、この二三日、ずいぶんと寒くなりました。着る服もちょっと迷います。(と言いながら、いつも同じ様な服なんですが…。) ブログを書いている真夜中、遠くで雷鳴が聞こえています。雷の音、人によって違うかも…
小学生が最もつまずきやすい算数の単元って、どこだと思われますか?私の経験から言うと、(現行指導要領では)5年生配当の「割合」です。ここで将来の数学の出来がある程度見通せる、という気すらします。 難しく感じる or つまず…
塾としてブログを開いたのが一週間ほど前。 それ以前から、個人的にはブログを持っていたんですが、あくまで自分専用の掲示板としての利用でした。 出先でも見たいデータを掲載しておき、備忘録的に利用していたわけです。データといっ…
最近は小学生でも携帯電話を所有する時代になりました。実際、塾生達を見ていても、所有率は結構高いようです。「○年になったら買ってもらうんだ」と楽しみにしている子供も含めると、かなりの数に上りそうです。 小中学生が携帯電話を…
Part1の続きです。 中学入試国語の問題集の出来映えには、問題があることが多い、という話でした。 その理由はどこにあるんでしょうね? 1.そもそも国語に詳しい解説は不要だと思われている2.中学入試レベルの書籍には、それ…