ゴールデンウイーク間近

昨年から積み残している仕事上の雑務を、どんどんこなしている最中なんですが、そちらもようやく終わりが見えてきました。ほっ。休日まで仕事に塗り込められるのは、有り難いことかもしれませんが、やはり不健康です。

昨日、買っておきながら全く手を付けていなかったバイク雑誌をめくってみると、「年始に行きたいツーリングスポット特集!」なんて文字が躍っていて苦笑い。もうGWやんか……。

そうそう、先週は当塾の紙広告を仕上げたんですが、授業料の記載を間違うという初歩的なミスを犯しておりました。既に修正して差し替えましたが、ご迷惑をお掛けした方々にはお詫び申し上げます。そもそもそのミスも、塾生の保護者様からご指摘を頂いて気付くという体たらくで、私も副代表も情けないことこの上ありません……。

さて、最近読んだ本で面白かったのは、あさのあつこ『バッテリー』全6巻。一気に読破しました。中学入試頻出作品なんですが、私としては、部分的にしか触れてこなかった、つまり、入試問題を介してしか触れてこなかった作品です。今頃読んだのかとお叱りを受けそうですが、とても楽しい作品でした。

全巻を通して読むと、失礼ながら、思っていたより荒削りだし、冗長なところもあるんですが、それが思春期の少年の描写と重なって、魅力的ですらあります。個人的には、主人公の原田巧に共感を覚えるなぁ。永倉豪の方がずっと社会性が高いんですが、共感は覚えない。むしろ可哀想に思えてきます。って、私も社会性が低いのかも(笑)。そうそう、原田青波君は当塾にとても合う生徒さんだと思うなぁ。

あさのあつこ『バッテリー』については、またご紹介したいと思います。GWは、エリク・ブリニョルフソン『機械との競争』とジョン・コルトレーンの評伝を読むつもり。息子と写真展にも足を運ぶ予定なんですが、楽しみだぁ。

バッテリー(角川文庫)
あさのあつこ

バッテリー (角川文庫)

機械との競争
エリック・ブリニョルフソン アンドリュー・マカフィー

機械との競争