「威迫」する学習塾

ちょっと驚きのニュースを見ました。

「威迫」の学習塾処分 江別 道が全国初、業務停止に-北海道新聞

 学習塾の受講契約を断ったり、解約を申し出た保護者らに「ふざけるな」などと怒鳴る「威迫困惑行為」を繰り返したとして、道は24日、特定商取引法に基づき、江別市の学習塾「進学塾Newton」(岩山恭生塾長)に25日から9カ月間、新規契約などを禁じる一部業務停止を命じたと発表した。
(中略)
 道によると、岩山塾長は2008年、小中高生を対象に同塾を開講。同年4月から10年10月までに、契約の解除を申し出た保護者らに対し「ばかじゃないか」などと怒鳴った。支払った契約金など約100万円の返還を求めた保護者もいたが、応じていないという。
(上記新聞記事より引用)

威迫」とは、これまた堅い言葉です。「(権力などによって)人をこわがらせ、従わせようとすること」ですが、塾と最も遠いところにある言葉ですよね。

まぁ、まともな塾ではないでしょうから、論評するまでもないのかもしれません。ただ、こういう事があると、「塾って、あれこれと理由を付けてやめさせてもらえないんじゃないの」と思われそうで、嫌な気になります。あと、契約金が100万円に上るという部分も意味不明ですね。

退塾届けを受けた際にしつこく引き留めるのは、塾としての品位を落とす行為だと思います。当たり前の事ですが、当塾ではそういう振る舞いは一切していません。

よく似た記事を以前にも一度書いていましたね。ご興味のある方はどうぞ。

塾の選び方・塾の裏話 #4:国語塾・宮田塾のブログ

<追記>
北海道環境生活部くらし安全局消費者安全課によるプレスリーリースも出ていますね。5ページ以降で紹介されている事例は、抱腹絶倒ものです。お時間のある方はどうぞ。

北海道環境生活部くらし安全局消費者安全課プレスリリース

(PDF書類ですので、PC環境によっては処理に時間がかかるかもしれません。)