私も妻もテレビを全く見ない代わりに、YouTubeは結構見ています。見たい映像が無限にあって、逆に困ってしまいますよね。
私の場合、音楽関係が5割、バイク関係が4割、動物関係が1割という感じ。動物関係は、「どっちが可愛い動物映像を探してこられるか大会」を妻と随時開催しておりまして、
「見て見て!このゴールデンリトリーバー。可愛いやろ〜!」
「きゃ〜!かわいい〜!」
「でも見て見て!こっちのオコジョも強烈にかわいいから」
「きゃわわわ!」
「じゃあこっちの賢い犬コンテストの優勝犬見て見て!」
「ひゃあああああ、かわわわ!」
みたいな。ハイ、どうでもいいですね(笑)。
音楽関係は本当に無限に宝が眠っていまして、一生どころか二生、三生は楽しめるだろうと思います。バイク関係は新車輌のインプレや、レース、ツーリング動画などなど、これまた無尽蔵。
で、今日紹介したいのは、そこから派生して大好きになった「人力スピード映像」。エンジンの暴力的な速さも楽しいんですが、人力または重力のみで発生するスピードにも、独特の面白さがあります。とりわけPOV視点(point of view, 一人称視点)の動画は、見ていて手に汗握るものがあります。良い子のみなさんはマネしないようにね。
Best of Longboarding || Part 2
スケートボードをやったことはないんですが、ひょんなことからこの Josh Neuman 君の映像を見つけて、かなりの数を見てきました。もちろんチャンネル登録済み。
この速度域、バイクなら快走レベルで特に恐怖は感じないレベルだと言えますが、スケートボードになると話は全く違います。ブレーキの無い乗物がここまでスリリングだということをジョッシュ君の映像から教わりました。このプリミティブなスピード感覚!
バイクって、フロントブレーキ・リアブレーキ・エンジンブレーキが乗り手にいかに安心を与えているのかを再認識します。時速90kmぐらいでヘアピンカーブにさしかかるシーンなんて(彼の動画にはよく出てきます)、もう絶望的な気持ちになりますもんね(笑)。神業をぜひご覧あれ。
ハードなクラッシュをしている動画もあり、視聴者としてはもちょっとプロテクター類をしっかり着用して欲しいと思っております。
Descent Disciples ||Vol 8|| Deer Creek
自転車。ロードレーサーという方が正確でしょうか。これも上記の映像と同じく絶対的な速度としてはそれほど速くないので、想像でバイクに置き換えて見れば、とても快適なワインディングライドということになるんですが、自転車になるとスリルが一気に何倍にも増幅します。
先程のスケートボードとは違ってブレーキがあるのに、なぜなんでしょうか。自動車やバイクに比べるとかなりブレーキがプアであることが原因なのか、タイヤの細さからくるグリップの弱さが原因なのか。いずれにせよ見ていて引き込まれます。しかし、ホントにいい道。
Red Bull Valparaiso Cerro Abajo 2019 | Final run
次も自転車なんですが、マウンテンバイクのダウンヒル・レース映像です。RedBull主宰のレースらしくちょっと、いや、かなりぶっ飛んでいるコース設定。この手のレースは中南米で行われることが多いようですが、この映像はチリのバルパライソが舞台。
「ちょ!おま……ちょっ!おい!」と言いたくなるシーンしかありません(笑)。
Aspen Downhill POV WorldCup Finals 2017 GoPro
スキーは人類が最も最初に触れたハイスピード競技かもしれません(調べていないので適当ですが)。私は数える程しかスキーをしたことがありませんが、ここまで滑れたら最高に楽しいでしょうね。体重移動で曲がる乗物(スキーは乗物というのだろうか)、やっぱり楽しいですね。
Formula Rossa POV – World’s Fastest Coaster
ジェットコースター。これは人力ではありませんが、エンジンを使わず原則として位置エネルギーを利用しているということで仲間に入れておきます。
ジェットコースターって、この年になってみるとあまり興味が湧かなくなりました。小さい頃は大好きだったんですが。スピード感自体はそれなりにあるはずですが、レールの上を走るため次の展開が簡単にわかってしまうのが退屈なのかなと考えています。バイク好きな人はコーナーの先を見るクセがほぼ確実についているので。あと、何よりも「自分で操作できない」「受動的に乗っているだけ」というのがどうも気にくわないんでしょうね。
ただ、時速240kmにまで達してくれるこのジェットコースターなら、すごく楽しそうです。上記四つのスポーツとは違って、命を懸けなくて済むのもいいですね(笑)。
さて、そろそろ夏休み。体調に気を配りつつ、色々な面でスピードを上げていきたいと思います。