「マサキ珈琲店」に行ってきた話

今の時期は当塾も繁忙期に入っており、なかなか休みが取れないんですが、少し前に出かけた喫茶店の話をば。和歌山県にある「マサキ珈琲店」です。

きっかけは下記の記事。最近関西にも店舗が増えてきた「コメダ珈琲店」に瓜二つの喫茶店ができたらしい。しかも無許可らしく、コメダ珈琲店サイドが激ギレしているとの噂。

コメダ珈琲そっくりの「マサキ珈琲」に本家が困惑「関係ない」|面白ニュース 秒刊SUNDAY

本家本元の「コメダ珈琲店」は時々利用しています。ご存知の方も多いとは思いますが、名古屋文化圏に独特の「モーニング」が有名なんですよね。午前11:00までに行くと、コーヒーに無料で「トースト」「ゆで卵」が付いてくるという、何やら不思議なシステム。

そうそう、デザートの「シロノワール」を子供と分けて食べるのも大好きです。私、最近まで「シノワ・ロール」と思っていたんですよね。中国起源のデザートなんだろうなと勝手に解釈して(笑)。「お姉さん、シノワ・ロールひとつ!」なんて堂々と注文してましたよ。恥ずかしい。なんでも「白と黒」で「シロ・ノワール」と命名されているとの由。何で日仏混合なのか。

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(上の画像は「コメダ珈琲店」の公式サイトからお借りしました。)

で、少し時間的余裕のあった日、一人ふらりと和歌山に出かけました。いつもの如くバイクです。阪和自動車道をバシュッと飛ばせば1時間程度で和歌山市内の「マサキ珈琲店」に到着です。

家族には、わざわざ高速道路を使ってまで他府県の喫茶店に出かけるなんてバカじゃないかと言われるんですが(高速道路料金>喫茶店代)、それは素直に認めざるを得ません。ま、でも合理性だけで生きているわけではありませんしね、人間って。

と言い訳をしつつ、朝7時ごろ「マサキ珈琲店」に到着。そんな時刻にもかかわらず、駐車場は結構な混み具合です。で、店舗なんですが、これどう見ても「コメダ珈琲店」やんか……。入店して店舗内を見て回りましたが、内装、什器、店員さんの制服、何から何まで完全コピー。お手洗いまでそっくりです。ここまでコピっているとは脱帽です。

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私が「コメダ珈琲店」の経営者や法務部の人間なら、激怒して法的措置を考えるところですが、全くの部外者なので、気楽に無責任に酷似度を楽しみます。うふふ。

メニューに目を通してみると、これまた完全コピー。ここまで模倣するのは何か深い理由があるのだろうか、と邪推してしまうぐらいに完コピです。

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注文したミルクティーがやって来ました。一緒に出てくるモーニングセットと共に楽しみます。うん、完全に味を再現してるよね!「小倉あん」も追加してみたけど、暖かいあんパンぽくってうまいね。再現度高すぎ!

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ということで、個人的総合評価。
コメダ珈琲店度98%。極めて安定したコメダ珈琲店度。コメダ珈琲店のビギナーもヘビーユーザーも安心(笑)。

こうしたコピーが出現するということは一種の有名税なのかもしれません。優れたビジネス形態でないとコピーされるはずがありませんから。当塾もコピられるぐらいにならないとね。

いつまでこの形態で営業を続けられるのか定かでありませんが、(部外者としては)とりあえず楽しいカフェ体験でありました。

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「コメダ珈琲店」と「マサキ珈琲店」の和解