昨日は久々に大きめの書店に出かけたんですが、そろそろ新学年に向けて辞書の出版が始まっていますね。
英語関連の辞書と国語関連の辞書が大好きで、結構買いそろえていますが(趣味と実益を兼ねる)、昨日は英語関連でめぼしい新版辞書をみつけました。
Wisdom(ウィズダム)英和辞典 第3版
学習英和辞典としてはジーニアスが大きなシェアを持っていますが、個人的には三省堂ファンなので、Wisdom(ウィズダム)派です。細かい内容はさておき、レイアウトがジーニアスよりかなり見やすいと思うんですよね。紙の匂いも良いし(笑)。特装版というのがありましたが、特に革装ということではなさそうです。単に、表紙が赤か白かの違いがあるだけのようです。愛用していた第2版と同じ白の特装版を購入しようと思います。といっても、使うのはiPhone版ばかりになりそうですが……。なお、英和も和英も、購入者はWEB版も無料で利用できる権利が付いてきます。
Wisdom(ウィズダム)和英辞典 第3版
学習和英辞典は、どれか一つにシェアが固まっているという感じはありません。群雄割拠状態じゃないでしょうか。ウィズダム和英辞典、時間が無かったので店頭でパラパラ捲ってみただけですが、文型整理などの付録が役立ちそうですね。やっぱり購入することになりそう。
リーダーズ英和辞典 第3版
言わずと知れたリーダーズ。基本中の基本といえる大型辞書です。東大の某教授は、「学生が英文講読の際、この辞書も調べずに『辞書に載っていませんでした』と言おうものなら、ボロクソに怒鳴りつけることにしている」と、どこかでおっしゃっていました(笑)。個人的には、ここ数年はEPWINGなどの電子版しか引いていません。研究社の英語辞書ですから、内容は安心(というか最高級)だと思いますが、紙版はどうしようかな。圧縮感・所有感がたまらない辞書なんですが、やっぱり電子版の出版を待つべきでしょうか……。普通版で一万円オーバーですしね。
ライトハウス英和辞典 第6版
研究社の高校生向き学習英和辞書。研究社の辞書も活字や紙の匂いが良くて大好きなんですよね。高校生の頃、この辞書が学校指定だったんですが、「なんで高校生向きの辞書なんて使わねばならんのだ」という傲慢な考えのもと、一般向きの「研究社英和中辞典」を勝手に利用していました。それはそれで勉強に応えてくれるよい辞書でしたが、今考えてみるとどちらでも良かったかなと。初歩的な辞書といっても、収録語句約7万ですから、日本国内のどんな大学入試にも対応できます。だいたい、ネイティブでも7万の知識は無いと思いますし(笑)。こういう種類の辞書は、基礎語に重点が置かれ、説明や例文が充実していますから、入試勉強にはもってこいです。個人的には、第5版を持っているので、購入しようかちょっと迷うところですが、高校生には最適な辞書の一つだと思います。