大学の学生募集停止・破綻・倒産

ずいぶん前から言われていることですが、今後、募集停止・破綻・倒産する大学が続出するのは必至です。少子化にもかかわらず、大学進学率は上がっていないわけですから、当然のことでしょう。

先週土曜日は、兵庫県の聖トマス大学(かつての英知大学)が来年度以降の募集停止を発表。他大学との統合などを模索しているようですが、統合先が見つからない場合は、閉校の可能性が高いとのこと。

聖トマス大学(旧 英知大学)
http://www.st.thomas.ac.jp/

本日は、愛知県の愛知新城大谷大学と短期大学部が来年度以降の募集を停止するとのニュースがありました。1学年の定員が100名のところ、本年度の入学者13人という話ですから、存続は到底不可能でしょう。

愛知新城大谷大学
http://www.owari.ac.jp/shinshiro/index.htm

下品な言葉だと思うので、あまり使いたくないんですが、大学もいわゆる「勝ち組・負け組」に分かれてきています。人気のない(もっとハッキリ言えば下位の)大学を卒業した場合、数年後には母校が消滅している、なんていうケースは少しも珍しくなくなるでしょう。

聖トマス大の方は、知り合いの方が教鞭を執っていらっしゃるので、個人的にもちょっと動向が気になりますが……。