息子との日曜日

随分春めいてきましたね。

当塾は、昨年12月からずっと繁忙期だったんですが、ようやくそれも終わりに近づきました。一応、日曜日は授業定休日とさせて頂いているんですが、ここ数ヶ月は授業準備や事務処理に追われ、なかなか完全な休みを取ることが出来ませんでした。3月15日締切の確定申告も日曜日を返上して作業し、先日ギリギリセーフで提出。間に合った〜!

先日は、高校に合格した卒塾生と共に祝賀会ランチに出かけ、私も副代表もホッと一息。春到来です。


仕事の休みが欲しいのは、もちろん自分のためでもあるんですが、どちらかというと、息子と一緒に遊びたいという理由の方が主です。私も小さな頃、父親によく遊んでもらいましたし、小さな子どもは親に遊んでもらう権利があると思うんですよね。

子どもって、親がお金を稼いでくることより、エラくなることより、一緒にいてくれることを何より望んでいるんだと思います。親からしても、子どもはいずれ自分から離れて自分の世界を築いていく存在。そうであってみれば、今しかない時間を大切にしてできるだけ一緒にいたい。

そんな感じで、休日は息子と過ごすことが多いんですが、息子もそれを当然の権利と思っているようで、ちょっとでも私が一人で行動していると厳しいチェックが入ります。

息子が起床する迄にと思い、かなり早い時間からちょっとバイクで出かけ、早朝の内に帰ってくると、あらら、今日に限ってえらく早起きしている息子。

「どこに行ってたん?」

「え?ちょっとだけ散歩してきてたよ。」

「どこまで散歩に行ってたん?」

「ちょっと海を見てきたよ。」

「(かなり顔を曇らせて)どこの海なん?」

「えーっと、どこだったかな?わりと近所の海。」

「近所ってどこなん?」

「(どこまで追及してくんねん) えーっと、福井県ぐらいかな?」

「も〜っ!それ散歩ちがうやんか!散歩は一駅ぐらいの距離のことやんか。」

「いや、そんな距離、バイクで行っても何も面白くないよ。」

「ううん!緑もあるし(それ大阪城公園や)、水もあるし(それ公園の噴水や)、トンネルもあるよ(それ環状線の高架や)!」

親に向かって偉そうな口をきくなと教えているので、偉そうには言ってきませんが、秘かに詰問口調。そんな感じで、日曜日も息子にかなり「監視」されております(笑)。

時々聞きますよね、ちょっと粘着質な彼女が、彼氏に向かって「私と仕事(勉強)とどっちが大事なの!」なんて詰問しているのを。慕ってくれるのは嬉しいんですが、最近、そういう彼女を持つ人の気が少し理解できるようになってきたような……(笑)。