ダジャレ好きな息子と話していると、いつの間にかダジャレの応酬になることがあります。どちらかのネタが尽きるまでラリーを続けるのが、暗黙のルールになっています。
先日のこと。雑誌か何かの「スパ」の広告を眺めていると、好奇心旺盛な息子が尋ねてきました。
「これ何なん?」
「これはスパといって、お風呂に入ったりマッサージを受けたりするところやねん。」
「ふ~ん、すっぱだかになるところやね。」
「(また始まったで……)ここでスパゲティも食べられると思うよ。」
「ここって、昔はスーパーマーケットやったんとちゃう?」
「違うわっ!でもタバコをスパスパ吸う人がいたら嫌やな。」
息子も私もダジャレが思い浮かぶ度に、いわゆる「ドヤ顔(どうだと勝ち誇った顔)」をしているんですが、妻は隣で「寒っ!」とのたまっております(笑)。
確かに寒すぎるんですが、これも一つの語彙教育だと思うんですよね。え?「牽強付会(けんきょうふかい:自分の都合のよいように無理に理屈をこじつけること)」だって?確かにそうかも。ただ、子どもの話に乗ってやるのは、親の務めの一つだと思っています。
ともあれ、スパで一日のんびり過ごせたら「スパらしい(素晴らしい)」だろうなぁ……。
ううっ、ちょっと苦しすぎ。
<追記>
授業ではダジャレの類は一切言っていません。いくら節電が必要とはいえ、そこまで教室温度を下げる必要はありませんので……。