Time Flies

2008年も本日で終了。1年はあっという間に過ぎて行きますね。

年を取れば取るほど、年月の経つのが速く感じるようになるのは、脳にある「海馬」の働きが関係しているという説があります。少し説明しましょう。

人間は、幼い頃ほど、生存に直結する事柄(高いところから落ちたらケガをするといった重大な事柄)を中心として、多くの事柄を習得せねばならない。つまり、覚えるべき事柄が大量にある。しかし大人になるにつれ、そうした事柄は減少してゆく。

海馬は、人間が寝ている間に「覚えねばならないもの」と「忘れてもよいもの」を分別・整理する部分だと言われているが、海馬が覚えるべき事柄だと判定する量が多ければ多いほど、人間は時間が長く経過したと判定する。したがって、子供の頃の方が体感として時間を長く感じる。

この説を逆に言えば、年を取れば取るほど、時間が経過するのが速くなるということになりますね。

確かに、小学生の頃は異常なほど時間が長く感じられたんですが、最近は時間が飛んでゆくかのよう。これも加齢現象の一つですか…(苦笑)。

ともあれ、今年も大過なく過ごすことが出来ました。ひとえに、塾生・保護者様のご理解・ご支持のおかげだと存じます。感謝申し上げると共に、来年も宜しくお願い申し上げます。