iOS5に思うこと

iPhone・iPad関連ワードで検索を掛けて、当ブログをご覧になる方もいらっしゃるようなので、少し電脳話を。

先日、アップルから「iOS 5」「OS X Lion」「iCloud」が発表されました。「OS X Lion」「iCloud」も楽しみなんですが、詳しくはIT関連ニュースサイトをご覧頂くとして、「iOS 5」に話を絞ります。

現在、iPhoneもiPadもiPodも同じOSで動いているんですが、そのOSを「iOS」と称しています。もちろん、操作体系はほぼ同じですから、どれか一つを扱えれば、他のデバイスも簡単に扱うことが出来ます。

加えて、かなり直感的な操作が可能なので、「コンピュータは分からへんねん」という御仁にも、とてもやさしい(笑)。かなり電化製品に弱い還暦オーバーの母親ですら、毎日iPadを操っているぐらいですので、まぁこれは本物だなと。

さて、一般のOS(ウィンドウズやMacOSなど)と同じく、このiOSも時々アップデートされるんですが、毎回細かいところに改良が加えられていて、ユーザーとしてはとても嬉しいんですよね。無料ですし。百聞は一見にしかず、興味のある方は、下記の動画をご覧下さい。

Apple – Introducing iOS 5

Senior Vice President の Scott Forstall が話している内容が私にはとても興味深い。面倒なので、少しだけにしておきますが、こういう話をしています。(聞き取り・意訳はブログ作成者、聞き間違っていたらすみません)。

We were constantly challenging ourselves to figure out how we could make user experience even easier, even more intuitive, at the same time, adding more powerful functionality.
And that’s exactly we’ve done with iOS5.

私たちは常に挑戦を続けてきました。ユーザーの使い勝手をさらに易しく、直感的にするにはどうすればよいのか。同時に、さらに強力な機能を付け足すには。
­­­­ 私たちは成し遂げました。iOS 5で。

これって、アップル社の宣伝も含まれているでしょうが、かなり正直にアップル社の姿勢を物語っているように思います。やっぱり直感的に分かるものでないとポピュラリティは得られないと思うんですよね。

私のような電脳好きなヤツは放っておいても勝手に付いてきます(笑)。しかしそれでは、ビジネスとして飛躍できない。たいていの人が容易に使えるような製品にしないとなりません。

やはり、アップル社が1984年に「For the Rest of Us」、つまり、「コンピュータに取り残された人のために」というニュアンスの文句を謳ったのは伊達ではありません。その遺伝子が今に至るまで続いているんだよな、としみじみ思います。


ちょっと我田引水かもしれませんが、当塾でも同じような事を常々考えています。

「生徒達がもっと直感的に理解でき、それでいて、より学力が上がる方法はないのか?」

これからも 、この課題に取り組み続けるつもりです。
We’re constantly challenging ourselves!