幼稚園~小学低学年のお子さんにお薦めの本を、もう一冊紹介しておきましょう。
楽しく遊ぶ学ぶ こくごの図鑑 (小学館の子ども図鑑プレNEO)
ちょっと仕事と重なりがあるので、このブログで取り上げるのに適している図鑑ですね。確か、私の母だったか、妻の母だったかが息子に与えてくれた本です。結構値が張るので、とても有り難い(笑)。
買ってもらった当初、息子はあまり気が引かれなかったようで、むしろ私の方が職業的興味から眺めておりました。
言葉あそび、くらしに密着した言葉の紹介、文の構成法、文字のいろいろ、など様々な国語(日本語)関連のトピックが、子供の興味を引くようにバランス良く紹介されており、大変よくできています。前回の『くらべる図鑑』と同じく、「国語」の巧みなビジュアル化は、教える側の人間としても学ぶところ大です。
基本は「国語力」。
勉強ができる子は「こくごの底力」が違います!
というコピーはやや扇情的な気もしますが(小学校受験をするご家庭にアピールする意図もあるのでしょう)、国語力・読解力が勉強の基本になるという点については、何の異論もありません。
図鑑をもらってから一月ほど経ったある日。何がきっかけだったのか、息子と「おなら」の話になりました。
「パパ、『おなら』って『ならす』から『おなら』やねんで。」
「そうそう。女房詞(にょうぼうことば)って言って、最初は丁寧な言葉やってんで。でもそんなん誰に聞いたん?」
「こくごのずかんで読んでんけど……。」
私の知らないところで、秘かに読んでいたようです。今では、すっかりお気に入りの一冊になっており、私が勝手に読んでいると返却を求められます。ケチケチすんなよ!(笑)
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