愛嬌がない男

名前を挙げることは差し控えますが、某現職都知事のこすっからさが話題になっています。あ、日本に都は一つだけでしたか(笑)。彼の場合、笑えるほどのこすっからさが骨身に染みついており、矯正はおそらく不可能であろうと個人的には思います。

彼の言動の端々には、「下々の民なんて俺の頭の良さで何とでも言いくるめることができる」という気持ちがあらわれているんですよね。そういう言動は一般人の機嫌を最も損ねるものです。

理屈の問題じゃありません。感情の問題です。だからどんなに「精査」して法的に問題がないと主張しても無意味です。彼が法的な正当性を主張すればするほど、民心は離れていく。「俺たちはこんなに絞られているのに、お前は贅沢三昧かよ。」そう思われたら、リーダーはおしまい。

世の中、理屈が通っている「から」人心が掌握できるなんてことは、ほとんどないと思うんですよね。世の中は法律や学問だけで成り立っているわけではありませんから。最も人心を掌握せねばならない政治の世界の住人に、そのことを知らない・知りたがらない人が多いのは、とても面白い皮肉であるように思います。

男も女もやっぱり愛嬌。政治家だって同じじゃないかと私は思うんですが、なかなか愛嬌のある政治家はいないですね。ま、政治にはあんまり興味がないので、見落としているだけなのかもしれませんが。

そうそう、当選したての若手の頃は比較的愛嬌のある顔つきをしているのに、だんだんと悪辣な顔つきになっていく政治家が多いと思いませんか?国会議事堂の地下になんか悪霊でもいるんですか、と言いたいぐらいに。悪霊は冗談としても、政治家の顔面変貌状況を本格的に研究すれば、なにがしかの心理学的成果は得られるような気がします。どの議員も協力してくれないだろうけれど(笑)。

スイートルームについて書こうと思っていたのに、全然違う方向に行ってしまった……。