完全少人数制宮田塾の方の話題です。
この時期、公立小中学校では「学力診断テスト」がよく実施されます。テスト内容はどの学校でも同じなんですが(大阪市内で統一されている)、実施日は学校側の都合もあってかバラバラです。また、前もってテストの実施を告知されている場合もあれば、されていない場合もあります。
生徒A「せんせ~、明日理科の診断テストをするって学校で言ってた。」
生徒B「あっ!ウチもあさってに理科の診断テストあるって聞いた!」
生徒C「ぼくは明日社会の診断テストあるねん。」
だいたい、こういう情報を生徒から聞くのは、「算数」の授業日だったりします(笑)。
私たち「おっしゃ~!いい情報を言ってくれた!今日は理科と社会に変更するで!明日明後日のテストで良い点をとるねんで~!算数の本はもうしまっていいよ。」
やっぱり塾としてはテストで良い点を取ってもらいたいんですよね。点数だけを追い求めるわけではないんですが、テストで良い点を取れば勉強に対する自信もつきますし、達成感があるはず。こうした機会は逃すべきではない。算数は理科や社会の授業日にすれば済む話ですしね。
もちろん、「うわ~!今日理科の診断テスト終わってしもた~。」という生徒もいますが、そういう子にとっては、知識の再確認という意味合いがあります。間違ったところをすぐに修正するのが知識を定着させるコツですから。(私たちからすると、テストの問題情報をある程度聞き出せるという側面もあります…。)
ただ、こうして臨機応変に授業をするためには、教務スタッフがどの科目も指導できないとなりません。「算数は教えられるけど、社会はムリ」というようでは困るわけです。しかも学年最後の「まとめテスト」ですから、一部だけではなく全般的に教科を見渡す授業にしないとなりません。
そんなわけで、「アルバイトに授業を任せられない」ということになってくるわけです。
続きます。