それにしても年末は忙しいですね。塾に限ったことではないでしょうが、いわゆる「年末進行」です。
授業やその準備といった最も大切な本体的業務の他に、年末年始にはなぜか様々な用事が集中しています。
教室の大掃除もありますし、書類や書籍類の整理もしなければなりません。重要な書類は整理・スキャンして保存→シュレッダーで廃棄するんですが、この時間がなかなかバカにならないんですよね。来期の時間割を決定して連絡するのも重要ですし、来期教材の決定もしなくてはなりません(例年結構な数の教材に目を通しています)。もちろん新しい指導要領にも対応してゆきますので、そちらの調査も抜かりなく。その合間を縫いながら、先述のクリスマス会を準備&実施。ありがたいことに、なぜか年末はご見学をご希望下さる方が多いので、そちらにも対応させていただいてと。あ、ご見学は忙しい時期でも空席のあるクラスであれば大歓迎です(念のため)。
年始には、特定学年の個別面談を行い、確定申告の準備、広告原稿を作成。あ、ウェブサイトも再構築しないと。
まぁ、例年のことなので慣れてはいますけれど…。
知り合いの税理士さんがおっしゃっていたことを思い出します。税理士になりたての頃、周りの人にこう言われたそうです。
「税理士はいいなぁ、ペンとソロバンがあったら、それを動かしているだけで食べていけるんだからなぁ。」
その時は(なりたてということもあって)「そうなのかなぁ」と思われたそうですが、今になってみると「そんな簡単なことあるかいッ!」と強く反感を覚えられるとの由。
自分で経営・運営してみて痛感することですが、どんな仕事でも、見えない部分での努力の積み重ねがあることは間違いないと思います。そして、それこそが表に出る部分のクオリティを決定している、そんな気がします。
「塾はいいよなぁ、黒板とチョークがあれば食べていけるんだからなぁ。」
まだ私は言われたことはありませんが、言われたらどう答えましょう。
「ウチはホワイトボードとホワイトボードペンなんですよ~。」
と流しておきましょうか(笑)。
授業以外の業務のお話でした。