あらゆるものの進行が速くなっている気がする

そろそろ8月も終わり。私達もようやく通常運転に復帰ということで、一安心です。

しかし、年々あらゆるものの進行が速くなっている気がします。さっきメールをチェックしていると、2016年の年賀状印刷受付のお知らせが来ていました。まだ8月末なんですが……。なんでも9月末日までに申し込むと、かなりの割引をしてもらえるらしい。

ということで、そろそろ来年の年賀状の図柄を考えないと。もう鬼も大爆笑ですよね。

幼い頃、雑誌の9月号が8月初日に発売されたりするのを見て、いつも不思議に思っていましたが、あんなのはまだまだ可愛い話。どんどん雑誌の発売日が前倒しになって、冬の最中に盛夏号が出る……なんて話を書いていたのは筒井康隆氏だったでしょうか。今回の年賀状も、それを地で行く話です。

今、近未来の労働のあり方をテーマにした本を読んでいるんですが、近い将来の労働者は、今以上に猛烈な情報量を処理せねばならないことが予想されていました。

究極までグローバル化が進み、情報テクノロジーも進化し尽くした世界では、1日24時間・週7日間の労働奉仕が求められる。プライベートな時間は「細切れ」でしか存在し得ない、といった話。朝起きたら、まず300件のメールに返信するなんて、もう最悪の未来です(笑)。

社会的な階層を上昇してゆくには、自分の専門的な職業スキルを伸ばすことが必須であるはずなのに、日々の仕事に忙殺されて、専門スキルを伸ばすことができないという未来の社会構造。滑稽というより、悲しさを感じます。

そんな未来には来て欲しくありませんが、どんな社会になるかは個人では決められません。となれば、勉強できる機会を逃さず、集中的に勉強しておくしかないでしょうね。学生も社会人も。

ということで、皆さん頑張って勉強しましょうね(と、塾ブログらしくまとめておく)。