元塾生からのうれしい報告

先日、元塾生が顔を出してくれました。京大文学部に現役合格したとの嬉しい報告です。センター試験も9割弱取れていましたし、模試判定もいつもA判定だったとのことで、不安感はありませんでしたが、合格の報は何度聞いても嬉しいものです。

現役合格の上に、自宅から通学するとのことで、親孝行な話です。保護者様もさぞかしお喜びのことでしょう。京大近辺の私のお薦め店を教えたんですが、時代が変わっているのであんまり役に立たなっかったかも……。昔は、京阪出町柳駅の東側、つまり鴨川東部は超地味な町で、小洒落た店なんて何もなかったんですよね。逆に京阪出町柳駅の西側には、ちょっとおしゃれなカフェなんかがあったりして、鴨川は旧東西ドイツを隔てる壁みたいな存在だなあなんて思っていました(東が地味で西が栄えている)。最近、バイクで百万遍交差点を通過しましたが、マクドナルドがあってちょっとびっくり(笑)。


今回、報告にきてくれたK君は、完全少人数制宮田塾の方に、小学低学年の間通塾してくれていました。私の記憶が正しければ、通塾期間は小学1年生〜小学4年生夏頃だったかと思うんですが、当塾を信じてコツコツ勉強してくれていた姿を今でも覚えています。体験授業のために初めて塾に来た日は、まだ幼稚園児だったはず。そのK君が今や京大生ですから、楽しくなってしまいます。

完全少人数制宮田塾の方は、時間的・教室的都合から、高学年の中学受験指導に対応していないので、受験塾に転塾されるようアドバイスし、その後私立中学にも首尾良く合格されたんですが、当塾が勉強スタート地点での基礎を築くのに幾ばくかのお役に立てていたなら、とても嬉しく思います。

当塾の場合、私立中学受験をお考えの方が、受験勉強の助走段階として低学年の間ご通塾になるケースが多いんですが、K君は理想的な感じで進んでいってくれたなぁ、と副代表としばし感慨に浸りました。

ご存知の通り、受験勉強はかなりハードなものです。最初から飛ばしすぎても、結果がいいとは限りません。しっかりと基礎を固めておいた方が、結局は後の伸びがいい。幼い頃からいきなり受験プロパーな勉強に走らない方がいい。大脳生理学などの理屈の上からも、経験からもそう思うんですが、分かって下さる方もあり、分かって下さらない方もあり、というところでしょうか。

とまれ、春から京大生のK君、本当に喜色満面で私達も嬉しくなりました。大学でも頑張ってくれることを期待しています。